対象:住宅設計・構造
敷浪 一哉
建築家
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視線の抜けを
閉塞感というのは、実際の面積的な広さではなく、遠くが見えないという感覚的な部分が大きいです。
家の中で遠くの部分まで見通せる(丸見えよりは少し見え隠れしてるくらいのほうが実際いい感じです)、もしくは、窓越しに自分の家が見えるという形でなどで、遠くの部分が見えるということが、閉塞感を無くす一つの方法です。
その閉塞感を無くす視線の抜けに、要所要所に光を注いであげれば、光の問題も解決します。
直接陽が差されなくても、陽の差した部分を他から眺めている状態でも十分OKです。
むしろ、その状態のほうが精神的な落ち着きを得られます。
ちょうど天気のいい日に木陰にいるような感じです。
一つ例を
四面楚歌な旗竿状の土地に建てた住宅の例です。
ピンポイントでの陽だまりと視線の抜けで、気持ちいい感じです。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
狭い土地に、3階建ての細い家を建てる予定です。できる限り閉塞感を感じないように、ガラスや吹き抜けといったものを使って、狭いながらも開放感と光がある家は作れるでしょうか。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
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