対象:リフォーム・増改築
中華料理は火が命!!
こんにちは
STUDIO KAZの和田と申します。
一般的に中華料理店で使用している中華バーナーはかなり(想像を絶するほどの)大きな火力です。ご家庭でそこまでの火力が必要かはいささか疑問です。まず、業務用の厨房機器メーカーのショールームに行かれて、火力の大きさを体験なされることをお勧めします。中華バーナーとまではいかなくても一般的な業務用バーナーで十分かもしれませんし。
また、業務用バーナーであっても注意する点はいくつかあります。
一つ目はガスの消費量が大きくなりますから、接続するガス管の口径が太くなります。その量によっては道路の本管から引き直さなくてはならないこともあります。また一般家庭用のガスコンロのようにフレキ管でつなぐことはできませんから、ガス配管は慎重に計画しなければなりません。
二つ目めは排気の問題です。ガスは酸素と一緒になって燃焼しますから、十分な換気が必要になります。計算式がありますから、それに従って求めます。
三つ目は燃えないための対策です。まず、一般的なガスコンロと壁までの距離を150mm以上開けなければならないのにたいして、業務用の場合は200mm以上とされていますし、その構造も「不燃」ではなく、「耐火」を求められます。また、レンジフードまで隔離距離も家庭用ガスコンロの800mmに対して1000mm以上と規定されています。
このように業務用ガスレンジを採用するためには高いハードルを越えなければなりませんが、その先には「おいしい料理」が待っています。業務用のガスレンジは非常に使いやすくなっていますから、すぐに料理の味が変わってきます。なにしろ、我が家のガスレンジは業務用を使用していますから、体験談としても説得力十分でしょ。
ただし、業務用のガスオーブンはあまりお勧めできません。温度管理がとても難しいようです。
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この回答の相談
リフォームを機に、本格中華対応の業務用ハイカロリーコンロ(12,000kcal)を導入したいのですが、キッチンは普通のもので問題ないでしょうか?耐火対策を特別にしたほうが良いですか?
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
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