対象:住宅設計・構造
通常の石膏ボードとの違い
石膏ボードは石膏の両面をクラフト紙という薄茶色の紙でサンドイッチにした製品を言いますが、耐水石膏ボードはそのクラフト紙の表面にビニールでコーティングして水がかかっても大丈夫なように作られた製品です。
石膏は水にぬれるとゲル状になり強度が低下してしまいますので、湿気の多いところでの使用は耐水石膏ボードのほうを使い、それ以外の部屋の場合に通常の石膏ボードを使います。
コスト面では耐水処理をしている石膏ボードのほうが高くなります。
しかし、たとえ耐水処理をしているとはいえ基材が石膏ですので、水かかりが激しいところでの使用は避けたほうがいいですね。
脱衣室や台所回り(流し前廻りは避けましょう)など、他の居室に比べて湿気があるという程度のところでの使用にとどめといたほうが無難じゃないでしょうか。
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この回答の相談
水周りの下地に使う石膏ボードは耐水性のものと、普通のものを使うのではどの程度の差があるのでしょうか。
また、どちらの方が一般的なのでしょうか?
はいらんどさん (兵庫県/35歳/男性)
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