渡辺 博士
ファイナンシャルプランナー
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扶養控除等申告書について
ファイナンシャルプランナーの渡辺博士です。
なぜ、お母様が仕事を辞めてしまったのかわかりませんが、体調不良が原因なら今後の生活の方が心配となります。
もし、扶養目当てならもってのほかです。
ご自身の収入を確保するために、又は生活のために働いているのに103万円以内にしてみたり、130万円未満にしてみたりということは、生活レベルをその程度でいいということですよね。
これから年金だってまともにもらえない状態になるかもしれないのに、わざわざ収入を落とすのは全く見当違いです。
ただ、今回の質問からすると扶養からはずれるという会社の判断は、過去1年以内の状況から将来を推測した判断です。
今までの状態が続くなら、たしかに扶養をはずすと判断する企業もあってもおかしくありません。
しかし、来年の年末調整は異なります。
現段階では実際無職となっているし、そのまま働かないか103万円以内の収入しか見込めなければ、今、提出を求められている年末調整の緑の用紙の扶養控除等申告書をよく見て下さい。
平成20年分と記載はありませんでしょうか?
通常は今の年末調整では、来年の扶養の状況を申告しなさいとなっています。(あくまで所得税です。)
ですから今の状況で働く気がないなら、お母様の氏名を記入する欄の収入見込額は0円と記入すれば、扶養控除の対象となりますから、来年以降毎月の源泉徴収される所得税は扶養を加味した金額となります。
又、企業によってはその扶養控除等申告書の記入内容により、社会保険料も判断するケースもあるようですので、その場合は会社とよく相談して下さい。
実態で判断されることになっておりますので、その点は安心して下さい。
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社会人暦三年、転職して二年目になる都内勤務の会社員(30)です。母(54)はパートで、九州で一人暮らしをしており、上京を拒んでおります。
今年から母を扶養し始め、母の月収を8万程度、毎月の… [続きを読む]
働きマンさん (東京都/30歳/女性)
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