アイデアを具体化するために大切なスキル

スキルと呼んで良いかわかりませんが、個人的には「行動力」だと思います。

いつも、アイデアを思いついた後、あなたはどのような行動をしていますか？

さまざまな成功法則の書籍や自己啓発の書籍などが、色々なタイトルで出版されていますが、詰まる所、「行動を起こしなさい」ということだと私は捉えています。

よく言うたとえで、「宝くじは買わなければ一生当たらない」といいますが、それと同じでアイデアが思い浮かんでも、行動が伴わなければ一生カタチにはなりません。

では、なぜ行動が伴わないのでしょうか？

１－何のために事業をするのか？

その事業に対する思いが強くなければ行動にはなかなか移すことができません。「お金儲けるため」という答えを挙げる方がいるかもしれませんが、お金は手段であって目的ではありません。

独立心や向上心を満たす、ライフスタイルを達成する、自己変革、社会貢献などといった前向きなものから、誰かを見返す、借金返済など後ろ向きな思いまで、何らかの強い思いがなければ、事業というリスクを伴うハードルの高い“行動”に対して、一歩を踏み出す爆発的な行動力は沸いてこないのではないでしょうか。

極端な例を挙げれば、神さまから「来月の末までに事業をカタチにしなければ、死ぬことになるでしょう」と言われれば、死にたくないという思いから必死でアイデアをカタチにするのではないでしょうか。


２－アイデアを具体的にしているか？

ただボンヤリと「こんな事業おもしろいんじゃないか？」と頭に思い浮かべているだけでは、行動は起こせません。まずは、アイデアを具体化するのに何が必要かを明確にして、それを「行動プラン」にまで落としこまなければ、実現に向けて一歩も踏み出すことはできません。

アイデアを実現するためには、何が必要で、何が課題で、必要なものを得るには何をしなければならなくて、課題をクリアするためには何をしなければならないのか？協力してもらう人は必要なのか、必要でないのか？

そういったことを細かくブレークダウンして、まずは実現に向けて今スグに始めることを決めることです。

逆に言えば、この行動ブランを作成することが、実現への一つ目の行動になるのではないでしょうか。