まず、心配していることを伝えてみませんか。

こんにちは。

　部下の変化に気づいて、心配されているのですね。
「私に何か出来ることは無いか」と考える姿勢に共感します。

　まずは、心配していることを素直に伝えてみてください。

これにより、
　・部下の変化に気づいていること
　・大切に思っており、なんとか助けてあげたいこと　　が伝わります。

　これも一種の承認です。認めてあげることは、安心感を育てます。

　次に、短時間でも、些細なことからでも良いので、話を聞いてみましょう。
その際、アドバイスを避けて、意見を挟まず、丁寧に聞くことに徹してください。

　また、まとまった時間でなくてもいいので、声をかけてみましょう。
ただし、「うまくいってるかい?」「最近どうだい?」では、

　「大丈夫です。」
　「問題ありません。」　という回答が圧倒的に多くなるので、

　「今以上に、よくするアイデアを聞かせて?」
　「しいて言えば何が問題かな?」　などの質問をしてもいいでしょう。

　このように、常に気にかけていること、見ていること、話を聞く意識を持って
いることを伝える努力を継続することで、より深い悩みや問題も打ち明けて
くれるようになるでしょう。

　もしかしたら、それだけで悩みが解消してしまうかもしれません。

　それでも、なかなか表情がさえない時期や、体調が悪そうな時期が続くよう
であれば、専門医への紹介についても検討されてはいかがでしょうか。