対象:住宅設計・構造
両方の気持ちから考える事が大切ですね
こんにちは。
随分前ですが、賃貸併用住宅と同じような形の家に
賃貸で住んでいた事があります。
その時、驚いたのが隣の家のヒソヒソ声まで聞えて
くるというこということでした。
結局、その賃貸は早々に出たのですが、その賃貸を
その後見てみると、半年から1年くらいで住む人が
コロコロ変わっていました。
この経験から賃貸併用住宅を計画する際にいえるのは、
●音の問題が思っている以上にある
●賃貸に定着する人が少なく収益が心配
ということでした。
音の問題は、
●木造より鉄筋コンクリートのほうが通りにくい
●住居を上下でなく、横に並列に配置する
●賃貸部分との遮音をしっかりととる
などにより改善できるでしょう。
このあたりを「借りる人の気持ち」からも含め
考慮をする事が、「空室で不安になる」気持ちを
解消するようにもなるでしょう。
賃貸併用住宅の場合はこのように統合的に計画を
すすめる必要がありますが、具体的には敷地が
決まってから上記の要素を考慮しつつどれだけ
住み心地のいい家にするか?どれだけ他の賃貸より
借り手がつきやすいか?などを盛り込むことが
重要でしょう。
参考になりましたら
八納啓造 拝
回答専門家
- 八納 啓造
- ( 建築家 )
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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私たちの考える家作りの大きな目的は「家族の絆や幸せが育まれること」。そこでこれまで家作りに成功した人たちの「家作りの知恵」をベースに家族が共通の思いを持ち、向き合える住まいをご提案。家族の思いをカタチにします。
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自宅を取り壊して、賃貸併用住宅の建設を計画しております。ただ、妻は他人と同じ屋根の下で暮らすことへの抵抗感がまだぬぐえないようです。
居住者の方とお互いのプライバシー… [続きを読む]
All About ProFileさん
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