対象:住宅設計・構造
本当の意味での健康住宅とは?
「本当の意味での健康住宅」って、凄く深い意味がありますね。
ご質問は、高気密高断熱に対する疑問のように思えますが、「本当の意味」を考えると、
?住まう人が快適で健康を保てる。
?建物が健康で長持ちする。
?冷暖房費が少なく経済的な健康。
?緑に囲まれて精神的に安らぐ健康。
であり、
その他、?震度5強程度の地震で壊れたり、?火に弱い家、?泥棒に簡単に入られる家なども、広い意味では本当の健康住宅とは言えないんじゃないかと思います。
?〜?に関して昔取った杵柄で答えます。
日本古来の家は、高温多湿の風土から夏を基準にしていて風通しの良い家が基本でしたが、現在のように地球温暖化など環境問題が大きくなるとやはり高気密高断熱の家を基本にして、※エアーサイクルや集中冷暖房と熱交換機(ヒートエクスチェンジャー)を併用するのが良いでしょう。
過去に2×6やログハウスを造った時、キチッとしたエアーシステムを導入すると真冬に夕方暖房を切っても朝まで温かく、冷房費も少なくて本当に快適でしたし家も長持ちします。
?は立地条件が必要ですが、観葉植物でも解決出来ますね。
??は、現在の優良なハウスメーカーの新築なら耐火は勿論、耐震・免震どこでも研究が進んでいるので、まず問題は少ないでしょう。
さて、?の防犯ですが、戦後長い間「安全」な生活を享受してきた我々に残された大きな問題です。
今や「安全神話」は完全に崩壊し、「住宅の防犯」は官民合同会議でも取り上げているように、住宅の基本性能です。
万が一でも泥棒(空き巣・強盗)に侵入されると、金銭的、肉体的及び精神的被害が大きく健康を損なう要因だからです。
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この回答の相談
以前、ある建築専門家に下記のようなことを聞きました。
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今の住宅の特徴として、断熱材をふんだんに使い、夏は外からの熱を
防ぎ、冬は中か… [続きを読む]
九左衛門さん (大阪府/32歳/男性)
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