対象:住宅設計・構造
“中庸” 何事も程程が大切!
久左衛門さん はじめまして!
在来工法による伝統的な住宅は風土によって育まれた優れた住宅です。
そして、地球温暖化、大気汚染、騒音問題等の住宅を取り巻く環境が激変してきた現代において、ある程度カプセル化された棲家も優れた住宅といえるでしょう。
ただ、住むという行為は室内だけで完結したものではないので、カプセルの中だけにとどまることは不可能です。
また、暑さ寒さを我慢して暮らすという生き方もあるのでしょうが、禅僧でもない私たちには無理なのではないでしょうか?
仏教用語に“中庸”という言葉があります。
つまり、「何事も“程程”が大切!」という教えだと解釈できますが、
『我慢も“程程”に!』 『カプセル化も“程程”に!』 そして、大切なことは、『サスティナブル(持続可能)は生活を“程程”に楽しむこと!』だと考えます。
そういう住み方の方が、「健康住宅とはこうあるべき!」という呪縛から開放されて、健康的に生活できるのだと思います。
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この回答の相談
以前、ある建築専門家に下記のようなことを聞きました。
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今の住宅の特徴として、断熱材をふんだんに使い、夏は外からの熱を
防ぎ、冬は中か… [続きを読む]
九左衛門さん (大阪府/32歳/男性)
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