対象:ブランド戦略・ネーミング
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「認知度」ではなく、「好意度」を高めることに留意
ブランドとマーケティングのそれぞれの定義が曖昧なためにブランドマーケティングなる言葉が使われる事が度々あります。またブランドは狭義と広義で全く解釈が異なりますが、狭義のブランドではネーミングであったり、商標と同じに解釈されることがあります。さらにご質問にあります市場認知度を高めることが目的と考えている背景に、認知度を高めれば売上げ利益が必ず増えるという前提に立たれていることが想像されます。私は広義のブランドを生業としており、その立場でご説明いたします。
一般的に、認知度と売上げには正の相関関係はありません。すなわち認知度が上がれば必ず売上げが増える保証は無いということです。その商品・サービスの存在を知っているだけでは購入・利用したいと思わないということです。
その商品の良さやそれを購入・利用した際のメリットがイメージされ、その対価を支払っても良いと思われた時に購入というアクションが採られるからです。
その良さが伝わったのかを端的に測定する指標として「好意度」があります。知っているか?ではなく、好きか?とうことです。好意も持たれていないのに、通常購入されることはあり得ないからです。
購入する予定の無いターゲットに好意を持たれてもあまり意味がありません。まして購入予定の無いターゲットに知ってもらう事など全く無意味です。
従って誰にどのような好意を持ってもらえれば購入に結びつくのかを十分に把握すれば、誰にどのような事を伝え、認識理解してもらうのかが明確になり、どのような手段を使えばよいのか大胆でかつ具体的なアクションも検討しやすくなり採用もしやすくなります。
参考 http://www.brand-innovation.com/about/
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この回答の相談
商品には自信があるものの、いまひとつ市場での認知度が低いようです。ブランドマーケティングを推し進めるうえで、どのような戦略を立てるべきでしょうか?
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
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