対象:マッサージ・手技療法
滝山 博行
鍼灸師
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IgE抗体値は参考程度に
ご質問ありがとうございます。
検査数値も大切な要因ではありますが、無闇に振り回されて心配するものではありません。
IgE抗体値はアレルギーのある人では1000 IU/mLをこえる人が少なくありません。
病気を治す能力は、何度か失敗した後にうまく働くようになります。IgEが存在しても、必ず病気になるわけではありません。
アレルギー症状とIgEが高いことは、必ずしも一致しません。
体の中の反応は一つの物質で動くのではなく、連鎖反応としてバランスをとりながら進みます。
要するに、体は全体の健康状態のバランスが崩れかかると注意信号を出して反応します。
病気の反応、すなわち体が発信する注意信号とは、痛み、痺れ、めまい、アレルギー反応などの症状です。
肝心なことは、症状に振り回されるのではなく、症状をもたらしている本当の原因を見極めて、そこを整えるべきなのです。
女性の場合は、たとえどんな症状でも、婦人科系のホルモンの変調を無視するわけにはいかないのです。ここが整うとほとんどの症状は解決します。
最近、一年も蕁麻疹で悩んでいる女性が来院されましたが、一回の鍼灸治療で蕁麻疹が出なくなりました。体がいい加減、治りたがっていた証拠で、私はお手伝いさせていただいたに過ぎません。
一度、鍼灸治療の脈診という診断を受けてみたらよいと思います。
どうぞお大事にしてください。
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鍼 覚王院 シャローム治療室
院長 滝山 博行
〒223-0062 横浜市港北区日吉本町1-24-16
TEL 045-561-2856 FAX 045-561-2891
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この回答の相談
37歳女性。小児喘息の既往症あり。
先日改めて、アレルギー性の気管支喘息と診断されました。
血液検査の結果、猫はレベル3、ヤケヒョウダニ・ハウスダストのレベルが6(100以上)、igE抗体は2… [続きを読む]
ようのすさん (東京都/38歳/女性)
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