対象:住宅設計・構造
擁壁の検査済証の確認が必要です
擁壁の強度が確保されているかを確認する必要があります。
擁壁の規模からいって工作物申請をしないといけないので、擁壁の検査済証の確認が1つの安全面での保証になりますので、そのことの問い合わせをしてみてください。
その擁壁が隣地の所有になっているのならば、分譲業者に擁壁の検査済証があるかどうかの確認を隣地の所有者にするように依頼してください。その業務はあくまでも分譲業社の仕事ですので、こうちゃろもさんが自ら行う必要はありません。
もし検査済証の確認をしないか、無かったら、その土地の購入は見送ったほうがいいと思います。
外観からの検査(擁壁に排水孔があるかないか)も可能ですが、この程度では擁壁の安全性の保証にはなりません。擁壁の安全性とは、構造計算に基づく擁壁そのものの作り、裏込めの状態、根入れの状態など、さまざまな要因が絡みますので外観ではとても判断できません。
その擁壁が万一の時に倒壊したら、被害をこうむるのはこうちゃんさんになりますよ。物理的被害なら隣地の方へ被害額の請求すれば済むでしょうが、人的被害になればそれどころの話ではなくなりますので、このことをよく認識されてください。
崖下の土地は例え格安だとしても、万が一にも災害が生じる可能性があるということを念頭に入れて検討なさってください。しっかりした崖地対策がされているところでも、災害に合う確率は格段に高くなります。
そういう危険性があるから格安だということです。
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