対象:Webマーケティング
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谷口 浩一
Webプロデューサー
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賛否両論、にぎやかですね
ミクシィリニューアル、賛否両論、実ににぎやかですね。
これだけのコメントがあちこちで発せられていること事態、ミクシィの影響力いまだ健在なのかも。
サリエルさん、こんにちは。
チームデルタの谷口です。
今回のリニューアルで一番の問題は、横幅が200ピクセル少々増えて、横スクロールが発生してしまう利用環境がすごく増えたことじゃないですかね。
横1024×縦768ピクセルのモニターがターゲット環境となってしまいました。
JIS X8341-3 として推奨されるアクセシビリティ(誰もが、どんな環境でも快適に使用できるようにという指針)の視点から、横幅増だけでも、相当数のユーザーをばっさり切り捨てる行為なんですよね、結果として。
ただ、この傾向は、かのYahoo Japan!すら既に。
ミクシィよりも上手に、気づかれない程度に増やすところがうまいというか、姑息というか・・(笑)。
人の目に触れるデザインに限定して考えれば、使い勝手を劣化させる要因は、あちこちで語られるほど多くはないと思います。
文書構造(CSSをはずして、ページタイトル、見出し、本文の上下関係、強弱関係)は、以前よりもよくなっています。
この恩恵は、主に音声ブラウザ利用者にもたらされるかもしれません。
モデルチェンジ直後に賛否両論、入り乱れるのはWebデザインの世界だけではないし、この議論は間もなく収束するんじゃないでしょうか。
それよりも、昨年、上場時に約2000億円も市場から調達したミクシィに
『ミクシィ神話の終焉 「ニコニコ動画」に抜かれ
「ないと困る」もわずか8%』
なんてニュースが流れることのほうが深刻な問題かなぁ。
ご参考になれば幸いです。
補足
☆上記、回答の中、
『約2000億円も市場から調達した』を
『時価総額2000億円の値をつけた』に
訂正します。
サリエル様
早々のリプライ、ありがとうございます。
僕が、文書構造が以前よりもよくなっている、そして、それは主に音声ブラウザ利用者への恩恵となるかもしれないと書いたのは、Webデザインが紙面(可視)と同じ土俵で捉えにくい要素を孕むということをお伝えしたかったためです。
Webコンテンツの文書構造では、H属性を適切に使用することが、さまざまなメリットを生み出します。
音声ブラウザにおける、「見出し読上げモード」を利用すると、全文を読上げるブラウザの動作を、「見出し」のみを読上げ、利用者は任意の場所で停止/再読上げをキー1つでコントロールできるようになります。
これにより、現在のミクシィの各自のトップページの読上げ最大時間は2分を切るようになりました。
文書構造が適切にコーディングされていなければ、おそらく4分を超えるんではないでしょうか。
1度の訪問で10ページ閲覧するとすれば、文書構造の出来如何では、利用者のストレスは大きく変化します。
といっても、もちろん、視覚的にハンディーをもたない利用者にもハンディーをもつ利用者にもユーザビリティーの高いサイトを作ることは可能ですので、僕が今回のリニューアルを全面的に肯定するものではありません。
ご参考になれば幸いです。
(現在のポイント:2pt)
この回答の相談
どこがどう良くなったんでしょうか?
一見のパッと見た目は印象が良くなったかもしれませんが、長時間使い続けるユーザーからすると、見づらく疲れるデザインで、メリハリがないため、エリア視認性がとても悪く、情報把握が非常にしづらいのですが。
専門的にどうなのか詳しく解説していただきたいです。
サリエルさん (東京都/34歳/男性)
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