破産して７年

初めまして　ホームローンドクターの淡河と申します。

さて、破産から７年とのことですが、いくつか確認させていただく必要があります。

｢不景気のあおりで７年前に破産した」とのことですが、
個人で破産手続きをされたということでしょうか。

破産の手続きに、開始と清算手続き完了までに時間差があります。
清算手続き完了から７年ということになりますか？

完了から７年であれば、
破産の事実は個人信用情報のデータベース上から消える
と思います。

つまり、''住宅ローンの審査が通る可能性あり''です。

破産の状態などによりますが、
７年以上経過していれば、メガバンクでも検討が可能でしょう。

そして、審査に通れば、普通の人と同じように優遇金利が使えます。

実は、破産して７年未満でも融資する金融機関はありますが、金利が高くなります。

ちなみに、カードと住宅は審査を行う金融機関が異なり、基準も違います。
カードが作れたという事実は、住宅ローンの審査上はあまり参考になりません。


さらに、他の条件もきちんとチェックする必要があります。

現在の職業、勤務形態、勤続年数、頭金水準、借入金額、借入期間などです。

年齢が51歳なので借入期間が24〜29年。
退職金などの見込みなどを考えながら、ある程度制約がある前提で、
金額面で適切な住宅を選ばれる必要があるでしょう。