対象:住宅設計・構造
親名義の土地に子名義の家を別棟で建てる方法
一般論として、
いくつかの条件をクリアすれば新築の住居を建てられます。
1.土地を分筆しないで別棟を建てるには
<方法その1>
親世帯棟と子世帯棟が廊下などの一定の条件でつながっていること
この場合、親世帯棟全体を構造補強して現行の建築基準法に適合させること
<方法その2>
どちらかの棟に水廻り3点セット(台所・便所・風呂)がそろって「いない」こと
この場合、親世帯棟は一定以上の改装をする場合に限り、全体を構造補強して現行の建築基準法に適合させること
またこの場合、2棟をつなげる必要はない
2.子名義の別棟を新築するには
親世帯棟と子世帯棟が構造的に分離している(独立した資産と見なせる)こと
実際にこれらの条件のもとに設計し竣工させた物件もあります。
その物件は<方法その2>を使い、親世帯棟の改装を最小限に抑えて構造補強を行わない設計にしました。<方法その1>の場合でも構造的に独立させて子名義の別棟とすることは可能でしたが、コストの面から断念しました。
ご質問の案件が現状の建物を一定以上解体しないと別棟が新築できないという場合は、<方法その1>しか選択肢はありません。
回答が見当違いだったらすみません。
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この回答の相談
お世話になります。
現在、親名義の土地に、廊下でつながっている2世帯住宅の親名義の建物を一部解体し、子が子名義で新しい家を基礎から建てるという事は可能でしょうか?
… [続きを読む]
miffyさん (神奈川県/29歳/女性)
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