対象:PCサポート・IT環境
要点は有効走査線数とドットアスペクトです
お世話になっております。
●DVD-Videoの仕様として横方向は16nでなければならず、NTSCの放送方式を考えても720x480ピクセル
だと思われますので、民生機器で見られるDVD-Videoに変換されるのであれば、720x480になるのではないかと推測します(本当に心配でしたら、メーカーにお問い合わせを)。
他の点に付いてもいくつか。
●NTSCは、全部で525本の走査線のうち、Vsync垂直同期期間を40本(文字放送などもこの部分にある)取りますので、実際の垂直方向への有効伝送ラインは485本になります。そのうち、DVD-Videoでは上下の2.5本分を捨てています(受像機には映らないので問題ない)。
●横方向の情報は858ピクセル相当になりますが、フロント&バックポーチとHsync水平同期期間の為に有効ピクセル数は720
●インターレース(飛び越し走査)のため、実際には1フレーム(2フィールド)を使用して720x480ピクセルと考える
●NTSCのドットアスペクト比がx=1.0:y=1.1(?x=0.9:y=1.0だったかも)、よって見かけの画面表示は640x480相当になりますので、4:3の画面比率になります。※ちなみに、SD-DVDのスクイーズ形式(16:9)も、同ピクセル数で保存され、この場合は再生時に機器で拡大or縮小されます。
●ITU-R BT.601は、NTSCの伝達方式そのものではなくて、コンポーネント信号データ方式(フォーマット)の規格です。色信号の相互変換式などを規定しています。
NTSCは、フィールドという考え方・白黒からカラーへ同じ伝送波で移行したトリックや色信号の反転処理など、実はかなり知恵を絞った伝送方式です。真面目に調べようとすると相当に難しいです。私もパルスや伝送波の理解については不十分な知識ですが、詳しい理解が必要でしたら、是非、資料などをお調べください。
CPRMのほうは、民生品レベルで実装されてみないと何ともわからないです。私は、今は何も考えておりません(役立たずですみません)。
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