個別の回答とライフプラン作成のお勧め

hcmy様初めまして。CFP®の吉野充巨です。

ご結婚おめでとうございます。ご質問にお応えします。
家計は、ご夫婦の生活スタイルで、これが手本というものはありませんが、記載された内容から、改善が出来るのではという項目をお伝えします。

○　将来のお子様に備え、収入の15%〜20%の貯蓄を検討ください。方法は色々ありますが、収入から事前に貯蓄に回す毎月積立が有功です。(このレベルが貯蓄の目安です)

○お二人とも生命保険に加入されていますが、見直しをお勧めします。生命保険は万が一の際に残されたものが生活に困らぬためのものです。お子様がなく、ご夫婦で働いている間は必要が有りませんね。どうしても不安な場合は、こくみん共済や都民共済などに加入されては如何でしょう。

○奨学金は有利子とのこと、利子率にもよりますが、繰上げ返済をお考えください。お子様が出来、生活費が膨らむ時期の借入金返済は負担感が大きくなります。毎月積立で出来る貯蓄の中から繰上げ返済を進めてください。(有利子の借入金返済は利子率で投資運用していることと同じになります。)

○家賃はお二人の生活スタイルによります。高いと思わずに自分達に必要な出費とお考えください。その分他の費用で必要性の少ないものを削ればよいのですから。

別な観点でアドバイスします。
一度ご主人と話し合いながら、ライフプランを作成されては如何でしょう。
将来のご家族のイベント(出産、入学、住宅購入など)と費用を記載するイベント表、収入と支出そして貯蓄額の年度推移を記入するキャッシュフロー表です。この表を作成しますと、家計の全体像と将来像が把握でき、貯蓄目標も明確になります。両表のサンプルを私のホームページに掲載しています。参照ください。
http://www.officemyfp.com/planningtool.htm