対象:リフォーム・増改築
断熱の厚み
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横浜の設計事務所です。
ネオマフォームのサイトで確認したところ、屋根断熱(内断熱/天井断熱ではない時)の場合で等級4では95mmの厚さのものが必要です。
ただし、注文した時に等級4以上と指定したかどうかは一つのポイントです。
きちんとした設計事務所ならば、施主さんから聞かれなくても等級の設定をお聞きします。
工事費を安く見せるためにあえて聞かなかったのか、そこまでの知識がない工務店なのかもしれません。
そういう場合は残念ながら、施主さんサイドで等級設定を指定しないと今回のようになりがちです。
指定するものは断熱以外にもいろいろあるので、そこまで施主さんが専門知識もってないのが普通なのですが・・・
等級4(せめて最高の断熱性能)と指定していれば、工務店サイドに非があります。屋根だけではなく壁、床なども同じことで断熱性能が間に合っていない恐れがあります。
また、暑さは他にも太陽の日射をどう制御するか、風通しをどう作るか、熱は上に上がるのでそれをどう制御するか、といったトータルな設計、間取りが必要になります。
対策は断熱材を再施工するのは大変なので、窓ガラスを遮熱のものにする(ペアガラスは当然として)、もしくは内窓をつける、南側の窓には庇をつける、、、等々いろいろありますがそれは現状を見なければわかりません。
ご近所の設計事務所にご相談いただくのが良いと思います。
<あーす・わーくす http://office-ew.com >
評価・お礼
shimasan さん
2017/07/04 14:34
小松原様
早々にご回答していただき、ありがとうございます。私どもからは、京都の夏は暑いので、ガルバ屋根&勾配天井構造でも涼しく暮らしたい、という何度も要望しました。工務店さんからは、ネオマフォームや断熱材の厚みについて、全く説明や相談もなく決定されました。専門知識のない素人がとやかく口出しせず、プロの専門家を信頼しておまかせしました。また、窓ガラスについては、私から冬の霜取り防止上、全てペアガラスにしてもらいました。ご指摘のとおり、ネオマフォーム95mmを採用していれば断熱軽減できたと思います。工務店さんが設計時に、45mmでなく95mmを費用対効果の点から推奨していただければ、ほぼ永久使用する屋根構造を考えると、95mmを採用していたと思います。この点は、過ぎ去ったことですが、非常に悔やんでいます。今後の対応として、現状の勾配天井に天井をつける"二重天井構造"とし、その間に断熱材・ネオマフォーム45mmを入れるというのはいかがでしょうか?お手数ですが、この改善案について、お知恵をお聞かせいただけると幸いです。
回答専門家
- 小松原 敬
- ( 神奈川県 / 建築家 )
- 一級建築士事務所 オフィス・アースワークス 代表
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shimasanさん (京都府/61歳/男性)
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