保育園側と保護者側の差異

契約書には、保育園側に落ち度があった場合の事は記載されていないのですか？
今回の様なケースは信頼して預けていた側として、モヤモヤを感じてしまうというのはとても良く理解できます。その事は保育園側にお話しされましたか？

規則書に「解約予告は一か月前」と記載されているならば、それに従う必要があると思いますが、ただ親御さんとして不審に感じた事があるならば、それを保育園側に提議し、お辞めになる前に双方で話し合われるのが良いと思います。

今回の事で一番私がモヤモヤする点は、お子さんが怪我をした時点で、保護者にすぐ連絡しなかったという点ですね。もし即連絡して来るという様な誠意が示されていれば、親御さんのお気持ちも又違ったものになっておられたはずですから。

とにかくお辞めになる時には、「今回の問題点がどこに在るのか？」という事を保育園側に明確にされ、お互いが納得の行く解決法を見出されて行かれる事が最善ではないかと思います。(保育園側も今回の事から学ぶものがあると思いますので、今後に生かせるのではないでしょうか？)

お話し合いをされる時は感情的にならず、又金銭的なものを前面に出さず、まずは親としての立場で、どうして今回辞めたいという気持ちになったのかを正直にクールにお伝えするのが良いと思います。(今回の一番のポイントはお子さんの安全面であり、お金ではないという事が前提の場合ですが…)

保育園側は、お預かりしているお子さんに怪我をさせてしまったという事で、親御さんの怒りに触れる事が一番怖いからこそ、すぐに連絡をしなかったのではないかと推測できます。

もしそうだとしたら、子供より自分や保育園の保身を優先させたという事なので、それが保育を行う立場の人間としては一番問題ですね。今回のケースは第三者から見ても、そう受け取られても仕方のない誠意の感じられない対応だと私は思いました。

又、金銭的なものに対してクレームを言われる事も、保育園の経営者としては避けたいという心理が働いているものですので、そういう事も踏まえながら、今回の問題点(※今回の場合のポイントは”誠意”ではないかと思います)をキチンと提議する必要があると私は感じます。