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対象：新築工事・施工
専門家
洗面所のドア巾について
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東京多摩地域で建築設計に携わっている大沼と申します。
建主として今後の生活に大きく影響する大問題です。その点からは、扉の両側共に構造上の柱で無い限り、「間もなく木工事完了」の段階が柱梁露わの状態ならいくらでも、壁の面材や扉の枠材が取り付けられていたとしてもまだ、基本的な手直しが可能と申し上げます。
大事な確認がひとつ。設計図に洗面所に洗濯機を置くと描かれているでしょうか？ そして洗濯機のための水栓と排水口が洗面所内に設けることになっているでしょうか？
洗面所に洗濯機を置く前提となっていれば、扉巾の不足は設計の不手際です。おっしゃる通り最低でも有効巾で65cm程度は無いと洗濯機を搬入できませんし、今後数十年を見据えると出来るだけ広くしておきたいところです。キチンとした施工者なら、洗濯機の設置場所が洗面所以外となっていない限り、こんな造りで良しとはしないと思われます。
まずはご希望どおり洗面所に洗濯機を置けるよう、扉巾や給排水設備を整えることが先決です。追加料金の有無は設計でどこに洗濯機を置くことになっていたか次第でしょう。とにかく話を早く決着させることが、例え追加が出たとしても少額に抑えることにつながります。
以上、急ぎの話と感じラフながら回答しました。多少なりともご参考になれば幸いです。
評価・お礼
penk03an さん
2016/10/10 11:37
丁寧な迅速な回答ありがとうございました。早速業者に伝えましたところ、構造上の柱はないため有効幅６５ｃｍ程度に調整するとのことになりました。これで洗濯機が入ることがわかり安堵いたしました。
ありがとうございました。
大沼 徹
2016/10/10 15:09
返信と高い評価をありがとうございます。
対応可能な段階と造りだったようですね。念のためですが、開き戸で言う「有効開口巾」は、枠の内法巾から、開いた扉が出っ張る分を引いた寸法です。それに対し、搬入時の洗濯機は、本体箱体だけでなく脇から出ている排水ホースも含めた巾で考えなくてはならないため、有効巾は65cm以上と書かせていただきました。
一方、扉巾を大きくしたために、何かにぶつかって扉が開き切らなくなっていないか、チェックが必要です。たまに扉の取っ手が壁に当たって90度まで開き切らない場合もありますのでご注意ください。
良き新居となりますように。
回答専門家
- 大沼 徹
- （ 東京都 / 建築家 ）
- 大沼建築・環境計画事務所 主宰
人の思いと土地の個性を結んだ、オンリーワンの環境づくり
土地は本来、ひとつひとつ固有の個性を持っています。その個性を求められている用途と結びつけ、周辺環境と呼応した、その土地ならではの空間／環境づくりをめざします。
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この回答の相談
現在新築中で、間もなく木工事完了する者です。現場に行った際ドアが入っていない状態で開口部分が６００ｍｍでした。契約時の平面詳細図で開き戸０６５２０と書かれておりました。平面図を見… [続きを読む]
penk03anさん （茨城県/49歳/女性）
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