対象:防災
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松島 康生
危機管理/BCP/防災計画コンサルタント
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倒さない対策と共に、滑り止めや飛散防止の工夫も!
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災害リスク評価研究所の松島です。
幅木によって食器棚や家具類の後ろに隙間(空間)が出ることよくある事です。
この場合、厚い壁と家具類の堅い部分がL字金具で充分カバーできる物であれば大丈夫です。
取り付ける際はクギのような抜けやすい物ではなく、ネジ込み型ビスのような抜けにくい物を使ってください。
仮にL字金具の取付け位置に、厚い壁や家具類の堅い部分が合わない時は、ベルトまたはチェーンタイプものに変更するが良いでしょう。
補足として・・・
私の防災講演では、室内の地震対策について詳しく説明しているのですが、ここでは文字数の制限があるため簡単に解説いたします。
地震による室内対策のカギは「倒さない」「動かさない」「落とさない」の"3ない"が重要です。
食器棚は中身の食器が見えるよう扉にはガラスが使われています。大きな地震が発生した時、食器棚は倒れなくても棚の食器類が飛び出してくることもあります。
これを防止するには3つ
◎扉が勝手に開かないように扉にロック機能や耐震ラッチなどを取付ける
◎食器下に滑り止めシートを敷く。(我が家では100均で購入したものですが、東日本大震災の際は効果がありました)
◎食器類が地震の揺れによってガラス扉に当たってガラスが割れてしまうことがあります。これを防止するため「飛散防止フィルム」を貼ることをお勧めします。
このような対策もぜひ参考にしていただければ幸いです。
補足2
耐震収納のススメ
http://uchishu.com/category/knowledge/taishin/
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この回答の相談
地震による家具転倒防止対策で、食器棚などを、L字金具で壁にビス留めしたいと思っています。
そこで、壁にビス留めする際に、幅木分の隙間が壁と家具上部の間にあいてしまいますが、この隙間は気にせ… [続きを読む]
だいふくうさぎさん (東京都/46歳/女性)
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