無呼吸症候群の疑い

初めまして。
軽い昼寝は、むしろ健康に良いと言われています。
ただ、昼寝する事で、夜眠くならず、就寝時間が遅くなったりしてしまうようだったら、問題だと思いますが、その様なことがありますか？

また、運転時まで眠いというのは、睡眠不足が慢性化してしまっているような印象を受けます。
仕事などなされていて、帰宅が遅く寝不足になっているというようなはっきりした理由があるのなら別ですが、特に思い当たる節もないようでしたら、無呼吸症候群の検査をされてみた方が良いかも知れません。
詳しくは検索して調べていただくと良いかと思いますが、簡単に言うと、寝ている時にノドの気道がふさがってしまい、呼吸が止まってしまう病気です。いびきをかいていると思ったら、急にしばらく呼吸が止まり、しばらくするとやっと息を吹き返す様な状態になります。
自分のいびきで「はっ」と目が覚める様なことはありませんか？
呼吸が出来ないので苦しくなり、脳はその度に起こされてしまう事になります。
無呼吸状態が1時間に30回も起こるようだと重症です。
自分では寝ているつもりでいても、脳は休む間もないため、徹夜しているのと同等に寝不足になります。
次第に気力もなくなり、考えるのが面倒になります。そうなるとよく「うつ」と間違われる様な症状が出ることとなります。

肥満の為、ノド部分の肉が気道を圧迫することで起きたり、痩せていてもあごの骨格によって元々気道が狭いことや、横になると舌の根元の筋肉が下に下がってしまい、喉にフタをしてしまう様な状態になり、呼吸が止まってしまいます。
一緒に住んでいるご家族がおられれば、観察してもらったり、スマホなどの録音機能を使って就寝時のいびきなどの様子を録音して確かめて見ても良いかと思います。

もし、呼吸がとまってしまっているようでしたら、ネットで無呼吸症候群を扱っているご近所の病院を探して詳しい検査を受けて見て下さい。一泊して脳波や筋電図を取り付けた検査を行います。
治療法としては大抵、ＣＰＡＰと呼ばれる酸素マスクを装着して眠る事になります。治療と言っても、呼吸が止まらない様に酸素をすごい勢いで送り込む様な機械なので、対処療法となります。
肥満が原因であれば痩せるのが一番の治療です。

思い当たるようでしたら、試してみて下さいませ。