トイレのしつけ
- (
- 4.0
- )
犬は体験を学習します。
ある体験が「行動の結果いいことが起きた」、「行動の結果嫌なことがなくなった」で、あればその行動をまたとろうとします。そして、それを繰り返すことで、その行動を習慣化させいきます。
それが学習ということです。
そして、排泄はそれ自体「気持ちいいこと」が起きる、我慢するという「嫌なこと」がなくなるわけですから、どこでやられようとも、そこでやることを学習させることになります。
1回目の体験がどう起きるかは、遺伝子情報によるものであったり、たまたまの偶然であったり様々です。
今の問題で重要なのは、その体験をさせないことです。
体験させている限りは学習が進むだけだからです。
学習は脳内にその行動パターンのネットワークが出来、体験を繰り返すことでその行動パターンのネットワークが増強されることとも言えます。
算数などの勉強でドリルをやることで、その問題を解くのが得意になっていくのと同じです。
足し算、かけ算などはその後もずーっと日常的に使うので回路は増強されたまま維持されますが、漢字などはどうでしょう。同じように書き取りのドリルなどを繰り返し、一時的には回路を増強したのですが、日常的には書くことをしないので(ワープロを使うため、書けなくても問題ないので)、その回路の増強が維持できず、結果漢字を書けなくなっています。
すなわち、体験をさせないことで、一度出来た回路を弱体化出来ると言うことです。
トイレの話しに戻せば、トイレ以外での排泄という体験をさせずに(=トイレ以外での排泄の脳のネットワークを弱体化させ)、トイレでの排泄という体験を繰り返させる(=トイレでの排泄の脳のネットワークを増強させる)ことです。
具体的には、クレートトレーニングをなさり、クレートを巣、サークル全体をトイレにする環境設定にし、トレーニングを一からし直すことです。
補足
*補足
将来的に自由にさせていくプロセスは
他のQ&A
http://profile.allabout.co.jp/pf/cando/qa/detail/6098
をご参照下さい。
なお、犬の問題は、ネットなどだけで解決しようとしても難しいのが実態です。
この当たりはコラム
http://profile.allabout.co.jp/pf/cando/column/detail/11177」を、参考にしてください。
一番はJAHAのインストラクター
http://www.jaha.or.jp/contents/modules/newdb2/top.php?id=1
などのアドバイスを直接お受けになることです。
幸い愛知にはインストラクターがいますので、問い合わせてみてください。
※拙書「犬は知的にしつける」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4902584255/
をぜひご一読下さい。
脳の回路の話し、クレートトレーニング、トイレトレーニングなどそれぞれ詳しく記しています。
参考になるはずです。
評価・お礼
rinrinayaka さん
お返事ありがとうございます。
年も年なので少しボケてきたのかな??
とも思っていました。
今後快適な生活を送る為に一からトレーニングを始めます。
ありがとうございました。
回答専門家
- 運営 事務局
- ( 東京都 / オペレーター )
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
このQ&Aに類似したQ&A