対象:子供の教育・受験
息子さんはいつも比較されている様に感じているのかもしれません
双子の兄妹(姉弟)という事ですので、どうしても無意識に親御さんは「比べてしまう」という事があるのではないかと思いました。
息子さんにしてみれば「いつも比べられてしまう」という思いが自分の中にあり、それが「勝ち負けに拘る性格」を生んだり、気持ちを頑なにさせたり、無気力を生んだり、「口ばかりで実行しない・続かない」という事になっているのかもしれません。
性格にもよりますが、ライバル心から生まれる目標はネガティブなものが原動力になるのでなかなか続くものではないですし、続いても絶えず「負けてはいけない」という気持ちが付き纏うので心が疲弊してしまいますから、最終的に勝ち取ったとしても、燃え尽き症候群から鬱になったりするというケースも沢山あるのです。
「いつも比較されている」と感じる側が「自分は劣っている」と感じてしまう事が多いと、段々心がイジけて、自分を保つ為に「頑固」になってしまう。その心理の裏側にあるのは「妹(姉)とは違う自分の個性を親から認めてもらいたい」という痛切な思いなのかもしれません。
その様な心理を紐解いてあげる事で、親御さんも息子さん自身も「性格は欠点ではなく個性なのだ」と認めて行ければ、親が過干渉になる必要もなく(※親の価値観から来る過干渉は、子供の自発的な意欲を削いでしまいます)、「自分はこれをしたい」という自発的な意欲が息子さんの中から生まれて来る様に私は思います。
回答専門家
- 大園 エリカ
- ( 東京都 / ダンスインストラクター )
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年
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