対象:新築工事・施工
マンションのコンクリートスラブ欠損について
はじめまして。東京多摩地域で建築設計に携わっている大沼と申します。
そもそも天井裏を点検するきっかけとなった騒音については、直径4~5cm深さ2~3cmの穴では、その数に関わらず無関係と思われます。防音についてはコンクリートスラブの重量全体の話となり、小さな欠損はあまり影響無いと思われますので。
一方、安全性=構造については、目視確認しなければ何とも言えません。穴の散らばりが不規則ならコンクリート打設時の掃除不徹底、規則的なら配筋補助材裏へのコンクリート廻り込みが不完全、などが予想されます。何れにしても管理組合を通じ専門家にチェックしてもらったほうが良いと思われます。
以上、本来は実際に見て議論すべきレベルの話で、本欄では事前の思考整理として多少なりともご参考になれば幸いです。
回答専門家
- 大沼 徹
- ( 東京都 / 建築家 )
- 大沼建築・環境計画事務所 主宰
人の思いと土地の個性を結んだ、オンリーワンの環境づくり
土地は本来、ひとつひとつ固有の個性を持っています。その個性を求められている用途と結びつけ、周辺環境と呼応した、その土地ならではの空間/環境づくりをめざします。
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この回答の相談
新築マンション入居5年。先日、初めて浴室の点検口から天井裏を見ました。懐中電灯照らしじっくり観察してみると、直径4〜5cm
の円形の穴が10コありました。この内届く場所の穴が2コあ… [続きを読む]
nnkkttkkssさん (岡山県/59歳/女性)
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