過食症の本当の原因は精神的なものが根底にあります
良く摂食障害は「親との関係(特に母親との関係)が大きく関わっていると言われます。
つまり「私は愛されていない=愛されたい」という愛情飢餓の思いが無意識にあり、その欲求不満が食に走らせるという事ですね。少しその様な事も視野に入れられると良いかもしれません。
時々歯止めが効かなくなってしまう、そういう時は自分が自分でない様に理性が効かなくなってしまう感じが致しますでしょう?そして後で後悔する=罪悪感を持ってしまうというのも、自分では分かっているけれど止められないのですよね?ご本人に取ってはその時間はまるで地獄の様に苦しい時間なのだと思います。
精神的なものはプロのカウンセリングの方などに相談されたりなさると良いと思いますので、私の方からは「どうしたら過食を止められるか」という、その対処法に付いてアドバイスさせて頂きましょう。
まず小麦粉からできた食品は、炭水化物の中でも一番血糖値を上げる効果が高い食品と言われています。そしてお砂糖というのも最大に血糖値を上げてしまう麻薬の様な効果がある食品なのです。
この二つの食品は「摂れば摂るほど、更に欲しくなる(※依存症になっている方ほどその欲求は病的になります)」という効果を生み出してしまうので、できたら暫く断ってみるという事をお勧め致します。
後は、添加物や甘味料が添加されていない天然の甘みのみの良質な酵素ドリンクなどをおやつにされると、血糖値を上げる事なく穏やかに空腹感を満たしてくれますので、ダイエットに効果的ですし、その優しい甘みが「おやつや甘いものが欲しい症候群」の体を癒してくれます。
又、日常に甘い野菜(玉ねぎ・ニンジン・カボチャ・キャベツ等)を使った料理(スープなど)を常備菜にされると、甘いものをそんなに体が要求しなくなるという効果もありますので是非お試し下さい。
そして私が本日書いた「『世の中の価値観』という幻想を生み出す怖ろしい仕組み」というコラムも読んでみて下さい。そこには「何故持たなくても良い劣等感や罪悪感を自分が持ってしまうのか?」という世の中の仕組みとカラクリが書かれています。
ご自分を責めずに、ご自分の個性を愛してあげて下さい。
その為に「我慢ではなく、自然に過食を欲しない」という心と身体作りが必要です。
回答専門家
- 大園 エリカ
- ( 東京都 / ダンスインストラクター )
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年
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