対象:住宅設計・構造
直射光を望めない環境での採光や窓配置について
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はじめまして。東京多摩地域で建築設計に携わっている大沼と申します。
直射光が望めない窓面では外の拡散光の明るさが反映され、ガラスを乳白色にしても、例えば向かいの家の壁が暗い色だと、窓面は白い内壁より暗くなってしまいます。とすれば、南窓に直射光が差さないのなら、方位に寄らず明るい外に面するよう窓を配置し、その光を屋内の白壁で拡散させたほうが、結果的に明るい部屋となるかもしれません。
以上、細かい事情は不明なため一般論的に回答させていただきました。多少なりともご参考になれば幸いです。
評価・お礼
メゾピアノ さん
2016/02/06 14:53
大変分かりやすいご説明有難うございました。
向かいの外壁はベージュです。若干暗めの色のようです。
建物がないだけで明るさは大分違うようですね。
参考にさせて頂きます。
回答専門家
- 大沼 徹
- ( 東京都 / 建築家 )
- 大沼建築・環境計画事務所 主宰
人の思いと土地の個性を結んだ、オンリーワンの環境づくり
土地は本来、ひとつひとつ固有の個性を持っています。その個性を求められている用途と結びつけ、周辺環境と呼応した、その土地ならではの空間/環境づくりをめざします。
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この回答の相談
建築中の土地の南側が3階建てです。
狭小地の為、南側との距離が2メートルしかあけれません。
こちらも二階リビング3階建てにする予定です。
南側は隣家の壁や窓となりますが、窓を大きくした場合と小さい… [続きを読む]
メゾピアノさん (埼玉県/36歳/女性)
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