マクロビオティック的な見方

マクロビオティック的に体の組織を弛めて皮膚のたるみを起こさせるものは陰性の食べ物と言われます。

【陰性の強い食べ物】※上から強い順

・防腐剤や着色料など科学物質を含んでいるもの
・アルコール
・砂糖など精製した甘味料全般
・香辛料
・刺激の強い飲み物(コーヒー・紅茶など)
・牛乳・クリーム・ヨーグルト・アイスクリーム
・熱帯性の果物や野菜
・冷凍食品・缶詰(※冷凍食品には添加物が加えられているものが多い)
・白米など精白した穀物


これらを控えられて中庸の(陰陽のバランスの取れた)食物を摂られる事をお勧め致します。


【バランスの良い食べ物】上からバランスの取れているもの順

・全粒穀物(玄米など)
・豆類や豆を原料とした食品
・温帯性の野菜
・海藻
・海水から取った天然のあら塩
・植物油
・刺激の強くない飲み物(ノンカフェインのお茶など)
・ナッツ類
・温帯性の果物
・米あめ、麦あめなど生成していない自然甘味料(※甘いものは陰性に近い食品になります)


最後に陽性の強い食べ物をご紹介致します。

【極端に陽性の食物】上から強い順

・精製された塩
・卵
・鶏肉(鶏、鴨、キジなど)
・獣肉(牛、豚など)
・チーズ
・魚介


マクロビオティックでは体というのは自然の法則で、陰陽のバランスを取る様にできており常に中庸になる様に働くものだとされます。
ですから極陽の食物を摂り過ぎると、そのバランスで極陰(体の組織を弛ませる食べ物)を欲する様になる為、その振り幅から体調や精神的にも不安定になり易いので、できるだけ中庸の食物を摂る事を日頃から心がけた食生活をする事が良いとされています。

今回は年齢が書かれておりませんが、皮膚のたるみの原因には年齢的なものもありますので(自然の老化現象)、その場合は不可抗力という事は致し方ない部分があります。
でも陰性の食べ物を控えられる事で改善される部分があるのではないかと私は思います。

以上、何かご参考になれば幸いです。