対象:新築工事・施工
旗竿地とバルコニーの関係。
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はじめまして。東京多摩地域で建築設計に携わっている大沼と申します。
旗部の家から竿部に直角に飛び出すようなベランダをイメージしてのご質問かなと思います。法的な制限、安全性、隣家への迷惑などは解決できたとして、おそらく柱建てになると思われるバルコニーの柱が下の通路の邪魔にならぬよう、塀と柱、柱と柱の間など、どこかは1.8メートル程度の間隔を持たせたいところです。物の搬出入に大きく影響しますので。また、バルコニーを物干し場として使う場合、せっかく道路からちらっと見える我家の姿が、日中常に洗濯物越しに見えることになる良し悪しも併せ考える必要がありましょう。
インナーバルコニーも検討対象にはなりえますが、木造3階建ては構造的な制約が厳しいので、開放的で風通しの良いバルコニーとして造り得るかに注意しながら、設計者とご相談されたほうが良いと思います。
以上、多少なりともご参考になれば幸いです。
評価・お礼
aoisora0613 さん
2015/12/17 09:28
少ない情報の中でお答え頂きありがとうございます。
建築業者の方とちゃんとお話出来るのか〔結局は建売と変わらないと思うので、話を出来るきかいがあるのか、ちゃんと聞いてくれるのか、面倒くさいから適当にあしらわれてしまうのではないかと不安でして、、〕参考になりました。
ありがとうございました。
回答専門家
- 大沼 徹
- ( 東京都 / 建築家 )
- 大沼建築・環境計画事務所 主宰
人の思いと土地の個性を結んだ、オンリーワンの環境づくり
土地は本来、ひとつひとつ固有の個性を持っています。その個性を求められている用途と結びつけ、周辺環境と呼応した、その土地ならではの空間/環境づくりをめざします。
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