対象:新築工事・施工
住宅ローンの選び方
アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。
さて、ご質問の件ですが、ご主人の年齢からして30年返済では完済年齢が73歳となり、仮に、現給与水準を保てる年齢を60歳と考えたとして、その後の13年間のローン返済が可能か検討する必要があります。
特に、年金の受給年齢は現在では65歳ぐらいからですが、将来の状況は何とも言えません。
したがって、60歳以降の返済の原資をどうするかは考えておくべきでしょう。
また、子どもさんが大学を卒業するまでにはあと17年程度ありますが、学費の負担のピークとローンの返済が重なります。
このあたりの家計をどう考えるかにもよりますが、ローン返済期間の見直しや学費のストックと老後資金のストックのバランスを考えて、居住後のローンの繰り上げ返済は考えるべきかと思います。
さらに、変動金利に関しては、今後の金利上昇リスクを踏まえて選択する必要があります。
こうした背景を考慮した場合、1つはフラット35Sが利用可能であれば、長期固定で1%前後の金利が適用されます。
条件はいくつかありますが、選択肢の1つとして考えることをお勧めします。
長期固定ローンは将来の家計の見通しが計画しやすいものです。
また、ローンの2本立ての組み方もあります。
諸費用が若干増える場合もありますが、1つは固定商品、1つは変動商品、というような組み方です。
よく、ミックスのローンの組み方と言われるものです。
この場合では、1つは30年返済の長期間返済で、60歳以降も過少資金で返済できる融資額を組めば、定年後でも返済が可能になります。
これらを踏まえて、元金均等払いに負担を感じないのであれば、元金が減る返済方法を選択すべきでしょうね。
地域的には、大手メガバンクや信託銀行、三重、名古屋等の地方銀行の利用が可能ですので、金利や繰り上げの手数料等の比較をされることでしょう。
以上、ご参考になれば幸いです。
尚、個別のご相談や詳しい説明をご希望でしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
宜しくお願い致します。
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■アネシスプランニング(株)寺岡 孝
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回答専門家
- 寺岡 孝
- ( 東京都 / 建築プロデューサー )
- アネシスプランニング株式会社 代表取締役
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この度、請負金額2660万円、諸費用230万円、計2890万円の新居の建築を考えています。頭金660万円で2000万円、30年のローンを考えています。銀行でシュミレーションをしてもらった中で、元金均等 変動金利… [続きを読む]
ねずこさん (三重県/43歳/女性)
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