親知らずが炎症を起こしたのかもしれません。

こんにちは、つくばオーラルケアクリニックの飯田と申します。

場所が奥歯の奥で、質問者様の年齢を考えると、埋まっている親知らずの炎症が疑われます。

通常は二十歳前後に、まさに奥歯の奥から親知らずは出てきます。現代人は柔らかいものを食べる食生活から、あごがだんだん小さくなってきており、最後に生えてくる親知らずが並ぶスペースが足りずに、埋まったままになってしまうことがよくあります。

中途半端な生え方をしているために、歯ブラシも届きにくく、周囲が常に不潔になってしまい、親知らずの周囲の歯茎が化膿して炎症を起こしてしまった状態ではないでしょうか？

コレを「智歯周囲炎（ちししゅういえん）」と言いますが、原因がバイ菌ですので、消毒したり、抗生剤を飲んでいただければ、一時的には症状は改善します。そして症状が改善したら抜歯することで根本的に治癒しますので、歯科を受診できない事情がおありとのことですが、やはり確定的な診断をえるためにも、早めに受診していただくことが必要かと思います。

その上であえてご自身でも可能な手当の方法を申し上げれば、イソジンなどのうがい薬でよくお口を漱いでいただくことや、疲労時や寝不足の際に炎症が起こることが多いため、身体を休め、栄養を摂取し身体の抵抗力を回復させることでしょうか？お大事になさいませ。

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