対象:住宅資金・住宅ローン
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繰上げ返済の判断材料について
ヴル様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
ご相談の件、
「もしものために手もとに現金を残すべき」
「少なくとも500万円程度繰り上げ返済する」のどちらも間違いではないと思います。
「もしも」の中には、病気、災害、事故、収入減などのほか、お子さんの教育費に想定以上のお金が必要になった、想定外でご両親の生活の面倒を見ることになった、など、それぞれのご家庭によって、いろいろな事態が含まれると思います。
あるいは、500万円は、とりあえず手もとに置き、リーマンショック級の「もしも」が来たら、株などに投資するという方もいらっしゃるかもしれません。
上記を考慮した上で、それでも500万円は長期で預貯金に寝かせておくだけの可能性が高そうであれば、繰上げ返済も理に適っています。
ちなみに、繰上げ返済の方法には、一般的に今検討中の「期間短縮型」と、返済期間はそのままで毎月の返済額を軽減できる、「返済額軽減型」の2つがあります。
妻の退職により、今後、収入の範囲でやりくりしようとすると、生活レベルが極端に落ちてしまう状況なら、「返済額軽減型」の選択も合理的です。
貯蓄を切り崩していく生活は、気持ちの面で落ち着きませんよね。
また、「期間短縮型」の場合、計算上の利息軽減効果は大きいのですが、あとから事情が変わり、返済期間を元に戻したいと思っても、金融機関側で簡単に条件変更に応じてもらえない可能性もあります。
連帯債務型ローンのため、借り換えで期間を延ばす技も単純には使えないと思われます。
判断にあたり、気持ちの面で楽かどうかという観点も採り入れてみてはいかがでしょうか。
ご夫婦でよく話し合ってみてください。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
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お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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この回答の相談
このたびはお世話になります。
今まで共働きでしたが、妻が退職しました。
どの程度貯金を残し、どの程度住宅ローンに回すのが望ましいか、
相談したく存じます。
夫は、も… [続きを読む]
ヴルさん (兵庫県/39歳/女性)
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