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対象:一般歯科・歯の治療

堀内 晃

堀内 晃
歯科医師

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Re:顎関節症と過蓋咬合です

2015/06/22 07:07

おはようございます。長崎の堀内と申します。
さて、お問い合わせの件ですが、顎関節症と過蓋咬合でいろんな症状があられるということですね。
顎の痛みと、エラの張りや噛み合わせ、全身の不調は関係あるのでしょうかことについてですが、関係は大いにあります。
こういった場合の治療には、やはり手術や矯正治療が必要なのかということですが、手術を勧められる場合があるかもしれませんが、するべきではありません。
まず、この状態になっておられる理由として、頚椎がひずんでしまっているということです。これにともなって顎の位置がずれてしまっています。原因はどちらかというのは実は両方なんですが、姿勢が悪いあるいは、うつぶせ寝、横向き寝、頬杖などは大きく関係しています。それにより顎の位置がずれますと、さらに噛みしめを無意識の状態でしてしまい、顎のまわりの筋肉が発達します。筋肉が発達することでまた、噛みしめが助長されます。
噛みしめが強くなることで歯は動きます。
動くというのは、歯自体が顎の骨の中に埋まってしまうということです。そしてさらにかみ合わせが深くなります。
精神的な不調が続かれる理由としては、おそらく、顎関節のすぐ後ろに耳がありますが、この中に平衡感覚をつかさどる三半規管があります。
この三半規管に影響がでると自律神経系に影響が出てしまいます。いわゆる原因がわからない体調不良の原因です。
こういった症状に伴って腰痛や肩こり、片頭痛なども起こっておられると思います。
すべてはつながっています。
この状態のままで、顎だけを手術で直したりすると体のバランスが異常になります。
大学病院でのオペを勧められる場合もあるかもしれませんが、矯正治療とテンプレート療法がお勧めです。
私の病院でも、質問者さまと同じような症状で来院される方がおられますが、不調などは早期に改善されます。後は、その原因を時間をかけて直していくことになります。
ご参考にされてください。

長崎
平衡感覚
噛み合わせ
テンプレート
顎関節症

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この回答の相談

顎関節症と過蓋咬合です

心と体・医療健康 一般歯科・歯の治療 2015/06/21 16:03

顎関節症と過蓋咬合の治療についてお伺いします。
20代前半、男性です。
10年ほど前に顎関節症と診断され、外科手術を勧められましたが、
自然に痛みが治まったので当時は結局受けずじまいでした。

… [続きを読む]

Shingo36さん (愛知県/23歳/男性)

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