対象:住宅設計・構造
中舎 重之
建築家
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敷地と建物の配置
敷地と建物との関係について回答します。
南北に長い敷地の形状の場合、
建物も南北に長くなるような、設計と計画をすべきです。
逆にすると、東西方向の隣地と建物の距離が狭くなり、
特に東側の通風もわるく、湿気を呼ぶ原因にもなります。
地面の湿気も去ることながら、建物の外壁も乾燥しずらくなり、
東側の壁にカビが発生する可能性が大です。
結果として、建物の耐用年数を縮める事になります。
住む人の都合だけでなく、建物の維持管理にも気を配って下さい。
南西の片流れの家から、5mも離れていれば、
冬の陽差しも充分ではないが、それなりに確保できると推測します。
以上が、建築設計50年の経験からの結論です。
2015.6.16 中舎重之 地震の多い神奈川県より
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この回答の相談
家の向きをどのように置いたらいいか悩んでいます
ソーラーパネルを乗せる関係で期限に追われています
アドバイスお願いします
北側と西側は道路です
ソーラーを乗せるので
北側は2メートル開けなけ… [続きを読む]
ゆチャンさん (三重県/28歳/女性)
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