対象:一般歯科・歯の治療
回答数: 1件
回答数: 4件
回答数: 5件
乳歯には永久歯が生えてくる場所を確保しておく役割があります
はじめましてつくばオーラルケアクリニックの飯田です。
質問者様がご心配されているように、早期に乳歯を失った場合には、永久歯の歯並びに影響が出る場合がございます。そのため、かなりボロボロの乳歯でも、その下から出てくる永久歯のための生えてくる場所を確保しておくために、意図的に残しておく場合もあります。
ただ、ボロボロになってバイ菌の棲みかになってしまった歯を取っておくと、今回の根尖膿瘍のように、根の周囲が膿んでしまうこともあります。
また、膿んでいる歯を放置していると顎の骨の中にバイ菌が広がり重症化する場合もあります。
さらに、まだ出来かけの永久歯が埋まっている部分が化膿してしまうと、いびつな形の永久歯になってしまう可能性もあるため、膿の広がり具合や状況によっては抜歯せざるを得ない場合もございます。
抜歯するか残すかは、どちらの方が悪影響が少ないかリスクを天秤にかけて決めることになりますから、ケースバイケースと言えるでしょう。
ちなみに早期に乳歯を抜歯することになったとしても、補隙装置という乳歯が生えていたスペースをキープするための治療装置を装着し、歯並びに影響しないように管理する方法もございますから、小児歯科の先生にご相談下さい。
麻酔についてですが、特別な事情がなければ、乳歯の抜歯は局所麻酔で行います。
抜歯に限ったことではありませんが、全身麻酔で行うには事前準備として、沢山の検査が必要ですし、入院下での管理が必要になりますから、結構大掛かりな対応になります。
詳細につきましては、ご担当の先生とよくご相談いただき、進めていただければと思います。お大事になさいませ。
つくばオーラルケアクリニック(歯科・口腔外科) JR常磐線荒川沖駅より徒歩5分
公式HP http://www.tsukuba-occ.com/
fb http://www.facebook.com/tsukuba.occ
回答専門家
- 飯田 裕
- ( 茨城県 / 歯科医師 )
- つくばオーラルケアクリニック 開設管理者/院長
患者さんの性格や体質に合った「オーダーメイド治療」を提供
インプラント治療では、患者さんの身体的負担を軽くするため、シンプルな治療法の採用、短時間でダメージの少ない手術を実践しています。完全予約制による丁寧な診療と、近隣医療機関との緊密な連携、充実した検査体制で安全性の高い医療を提供します。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
このQ&Aに類似したQ&A