対象:家計・ライフプラン
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柴垣 和哉
ファイナンシャルプランナー
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家計診断について
ウメマァ様
はじめまして、住宅ローンを中心に年間200件ほどの相談を受けております、柴垣FP事務所の柴垣と申します。
http://fp-shiba0315.jimdo.com/
家計診断についてですね。
一通り、支出内容を確認させていただくと、しっかり支出を管理されているようですし、1年間の予定に合わせて積立もされており、素晴らしいと思います。支出内容としては特に問題ないと思います。(あえていうならば、雑費35000円の使い道ですね・・・。)
ただ、気になるのは、ボーナスの使い方かと思います。
ボーナスの中の出費で、必ず必要になる、生命保険、車の税金や保険の支出についてはできれば、毎月の給料の中からねん出したいところです。
と言いますのも、ボーナスは会社の業績や景気状況によって金額が変動してしまう可能性があります。そういったご自身でコントロールできない収入に、必ず必要になる支出をあてにしてしまうと、いざという時に対応がしづらくなります。(それに比べると、他の支出はまだ金額をコントロールできそうです。)
毎月の支出を削るのも大事ですが、今後一番準備しておかなくてはいけないのがお子さんの教育費です。
お子さんの教育費は、1人当たり18歳時点までに300万円を目指して毎月積み立てて準備されることをおすすめします。それまでにかかる塾代などの教育費は1年間の収入でまかなうようにするのが、セオリーと言えます。
色々な方の相談を受けていると、やはりほとんどの方はお子さんが高校、大学に行く時期の家計がかなり厳しくなっています。
住宅ローンの支払いと教育費が家計の負担になるわけですね。
中には、住宅ローンの支払いができず、住宅を売却せざるを得なくなった方もいらっしゃいますので、教育費を積み立てていれば、ある程度のことには対応できます。
貯蓄の考え方は、「収入-支出=貯蓄」ではなく、「収入-貯蓄=支出」が理想と言えますので、将来必要になりそうな金額から逆算して毎月の積立額を決め、毎月の収入から積立額を引いた残りで毎月をやりくりすることをおすすめします。
続いて、住宅ローンの支払いが開始してからの支出ですが、おっしゃる通り新築物件が一戸建てであれば、月々のローンの支払いと固定資産税の税金です。
もし住宅ローンを全期間固定金利のフラット35で借り入れされていれば、毎年、契約者に万が一のことがあった場合に住宅ローンの残債がチャラになる「団体信用生命保険」の保険料が必要になります。(銀行のローンであれば、別途支払う必要はないと思います。)
マンションであれば、他に修繕積立金や管理費、駐車場代が必要になりますね。
以上、ざっくりとした回答になりますが、少しでも参考になれば幸いです。
柴垣FP事務所
代表 柴垣和哉
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
旦那31歳、月々約21万の手取り。ボーナス年間70万の手取り。
私29歳。主婦。パート収入はありますが、新築のために貯金でした。その為、生活は旦那の収入のみ。
小学校2年… [続きを読む]
ウメマァさん (広島県/29歳/女性)
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