対象:新築工事・施工
富樫 孝幸
建築家
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耐力壁の補強など
プラネット環境計画の富樫です。家づくりもいろいろ解らない点も多いかと思います。
参考としてお聞きください。
まず、耐力壁などさまざまな穴が開くことがあります。換気扇や給気口、コンセントなど。
こういう150mm~100mmr程度の小さな開口部の欠損については
一定の間隔で開いている場合は補強の対象部位とはなりません。
危惧されている配線用の穴も成型に開いていれば補強の対象とはなりません。
また、大きな穴の場合は開口補強を行い釘打ちで補強を行います。
4周釘が打ってあるとのことですので、開口補強がされているのではないでしょうか。
耐力壁の面材の継手については、継手部分に受け材を入れ、釘打ちなどの補強を行えば
構造上問題はありません。
枠組み壁工法の場合
内部は、見た感じではわかりませんが、すべての壁が耐力壁でないと思います。
耐力壁の場合、最小幅600mm以上、それ以下の小さな壁は耐力壁としては扱っていないのではないでしょうか。
詳細は国交省の告示に基づいて施工されていれば、問題はないかと思います。
わかる範囲でお答えしました。
素敵な家が完成するといいですね。
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この回答の相談
プレハブの2×6で新築中です。
棟上げ後に玄関、キッチンに合板補強や配線の為、石膏ボードが上の方が切断され、また元の場所に戻され固定されました。
見た所、4周釘が打ってあります。
設計さんに聞… [続きを読む]
ゆかりんりんさん (福岡県/32歳/女性)
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