運動して体重が増える現象

体重とは筋肉量・体脂肪の他に、骨密度から来る場合があります。
骨密度の高い人は、見た目が細くても体重はしっかりあるという方々です。
人は健康になると骨密度が増して、見た目は変わらないのに体重が増えるという事があります。
(※それは健康体という事でもあるので、その場合はあまり体重に拘らなくても良いかと思います)

今回の場合、運動をして筋肉の量が増えたので、それで体重は増えたけれど体は細く引き締まって見えるというケースではないかなと思います。
又、運動をする事で内臓が良く働き、以前より食欲が増してしまってダイエットが難しくなるケースも多いですね。

運動はエネルギーを使い体を引き締める作用が働くものなので、体の緊張と組織を緩める「甘いもの」を体が要求する様にバランスが働きます。
激しく過激な運動をするアスリート達に甘党が多いのはそういう事なのですが、彼等の場合は摂取したカロリーが追い付かないほど、毎日の激しいトレーニングから来る運動量がありますから、太るという事にはあまりならないのですが、

ミミコさんの様に適度な運動をされる方達では、そこまでのカロリー消費にはならない為に甘いものの食べ過ぎは太ってしまう事にも繋がります。

運動をされる事は悪い事ではありませんので、そのままお続けになっても良いと私は思いますが、激しい運動をされた後は体をクールダウンさせる様なストレッチや、精神をリラックスさせる様なもの、例えば座って呼吸を静かに整える様なヨガ的な終わり方などを取り入れられると"緩める"バランスになって良いと思います。

又甘いものを食べたい衝動を抑えるのに良い方法の一つに、常に温野菜を常備食にして頂いていると、その野菜の持つ果糖から体があまり甘いものを欲しなくなるという事があります。
(私自身は実践していて、そう感じます)

あと、砂糖などを使用した甘いお菓子を食べると血糖値の影響で、食べるほどに更にもっと欲しくなって行くという事がありますので、やはり糖質はお菓子類よりも炭水化物(できれば玄米など腹持ちの良い＝血糖値の上昇下降が穏やかなものが、暴飲暴食を防ぐ事にも繋がりますのでお勧めです)で摂られる事をお勧め致します。

食事はどの様な内容でも、時間をかけて良く噛んで頂く事が望ましいです。

以上、何かご参考になるものがあれば幸いです。