対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
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釜口 博
ファイナンシャルプランナー
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学資資金の貯蓄ならば、保険に拘る必要はありません。
ここりん 様
この度はご質問をいただきまして、ありがとうございます。
保険実務に強いファイナンシャルプランナーの釜口でございます。
http://www.bys-planning.com
お子様の教育費の貯蓄として学資保険、あるいは終身保険をご検討
されているということですね。
私は3年前の5月頃に3cm弱の子宮筋腫が発見されて、現在、半年に1回の経過観察中です。その状態で入れる学資保険はありますでしょうか?
⇒ほとんど保険会社で、この状況であれば死亡保障の保険は引受して
もらえる可能性は高いです(医療保険であれば、子宮の部位不担保になる
可能性が高いですが・・・)
※ただし、保険会社によって査定が違いますので、最終的には保険会社の
医務査定の判断になります。
旦那は、会社の健康診断で、コレステロール、中性脂肪が要経過観察となっています。
⇒ご主人の方も、要経過観察だけでしたら、引受してもらえる可能性はあります。
ただし、それらの数値によります。
最終的には定期健康診断書を提出するか、告知書に数値も含めた正確な
告知をおこなって、保険会社の医務査定の判断を仰ぐことになります。
保険屋さんから、学資の代わりに、M社の変動終身を勧められたのですが、学資の代わりに変動終身というのは、選択肢としてどうなのでしょうか?
⇒M社の変動終身とは、積立利率変動型終身保険のことでしょうか?
円建て?それともドル建て?
円建てでしたら、学資保険と貯蓄率はほとんど変わりません。
ドル建てでしたら、ドルベースで考えれば、円建ての学資保険よりも
貯蓄率は高くなるでしょう。
ただし、為替リスクを考慮しなければいけませんね。
そもそも論なのですが・・・
学資資金=貯蓄という意味であれば、学資保険や終身保険に拘る必要はありません。
なぜならば、保険で貯蓄することはデメリットの方が大きいからです。
保険で貯蓄することのデメリットは以下の3点です。
1.保険会社が破たんした場合
2.日本経済がインフレになった場合
3.途中解約せざるをえない場合
1は、保険会社が破たんした場合の解約返戻金の保証はありません。
2は、貯蓄型保険は長期契約のため、市場金利がアップすると、
解約返戻金の価値が下がります。
つまり、インフレに非常に弱い金融商品となります。
3は、最終まで払い込んでしまえればなくなるリスクですが、
もし途中で払い込みができなくなった場合は、元本割れになります。
実は、生の現金ほど強い保険はありません。
しっかりとした資産運用計画を立てて、その計画のもと、
自分たちにあった金融商品を選び、コツコツと貯蓄していきましょう!
ご不明な点がございましたら、お問い合わせください。
http://www.bys-planning.com/
(現在のポイント:-pt)
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もうすぐ1歳になる息子がいます。息子のために、貯蓄として学資保険に入りたいと思っていますが、私は3年前の5月頃に3cm弱の子宮筋腫が発見されて、現在、半年に1回の経過観察中です。その… [続きを読む]
ここりんさん (神奈川県/36歳/女性)
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