対象:矯正・審美歯科
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高橋 滋樹
歯科医師
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Re:アメリカで歯列矯正、このまま続行して良いか?
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やはり、口元を改善したいのであれば抜歯という選択をとることは多くなります。もちろん抜歯しないと口元は改善できないということではありませんが、元々口元が出ているひとの場合は抜歯によって劇的な変化を出せることも多くなります。
ご質問ですが、
1:一般論としては、抜歯もしてもTADは必須ではありません。TADは新しい装置で日本では歯科矯正用アンカースクリューといいますが、代わりとなる装置は他にもあります。ただしTADを使ったほうがより口元は下げやすくなると思われます。表現をそのまま使えばTADは抜歯した穴を埋めるための装置ではないです。抜歯した隙間を埋めるだけならTADは必要ないと私は思います。TADのような装置が広く普及したのはここ10~15年くらいですが、それより以前にも抜歯治療は存在していました。
以下は推測ですが、非抜歯でも治療ができると考える症例を、抜歯した場合はTADを使わないと治らないとするのは少し腑に落ちませんので、なにか特殊な事情があるのかもしれません。これは拝見していないので全くわかりません。
2:これは日本での先生とアメリカでの先生の判断を比べることになりますが、同じ抜歯をするにしても口元の変化の度合いには、矯正医の技量により差がでる可能性はあるかと思います。アメリカの先生が心情的にどう思われているかは推測しかねます。
評価・お礼
パナキ さん
2014/12/09 05:05
ご返答くださいまして有難うございます!
TADは抜歯した穴を埋めるための装置ではないのですね。
「抜歯をしたスペースを埋めるためにTADが必要」と言われたので、てっきり穴を埋めるために使うものだと思っていました。
TADについて詳しく分かり易く教えていただき、有難うございました。
これを使用せずに治療できないのか、もう一度担当医に確認してみたいと思います。
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アメリカで歯列矯正をスタートし2ヶ月ちょっと経過した、30代女です。
抜歯なしでスタートしたのですが、その後にネットの情報などを見て不安を感じ、日本へ一時帰国時にセカンドオピ… [続きを読む]
パナキさん (東京都/35歳/女性)
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