対象:矯正・審美歯科
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清村 多
歯科医師
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舌の癖について
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はじめまして。清村矯正歯科の清村です。
早速ですがご質問にお答えします。
普段から口が開いているのは、口で呼吸するためです。通常は、教えられなくても口を閉じて鼻で呼吸することを覚えるはずですから、5歳という年齢で口呼吸なのは、単なる癖ではなく鼻で呼吸するのが困難な理由(鼻炎、扁桃腺肥大など)がある可能性が高いでしょう。矯正治療によって口が閉じれるようになる可能性は低いと思われます。
普段から口呼吸を行っているお子さんは、口の周りの筋肉が鍛えらないために、さらに口を閉じるのが苦手になり、空気を取り込むために口の中で、舌を前方や下方に置くことが習慣化するため、前歯が前方に倒れたり、上下の前歯が噛み合わさらなくなるなど、様々な不正咬合の原因となります。
ご心配されているように、舌の癖があると一般的な矯正治療では、受け口やその他の症状が治らなかったり、再発することもあります。
担当の先生がおっしゃるように、舌の癖を治すのはかなり困難です。トレーニング(筋機能訓練)や耳鼻科の受診などが必要になるかもしれませんが、不正咬合を治すためにやらなければならない場合もあります。
tokachiha様のお子さんの現在の症状がわかりませんのでどのような治療方法がベストなのかも判断できませんが、ご心配のようであれば矯正治療の専門的な知識と経験のある先生にご相談されることをお奨めします。
清村矯正歯科ホームページ
http://www.2-koo.com/
口呼吸について(当医院のニュースレター)
http://www.2-koo.com/blog/?p=677
評価・お礼
tokachiha さん
2014/11/24 02:48
ご回答いただきましてありがとうございます。
数か月前に耳鼻科を受診して口呼吸と舌癖のことを相談したところ、鼻や喉が原因ではないと診断されました。レントゲンを撮った際に、副鼻腔炎になっていることがわかり、現在も治療中ですが、口呼吸の直接の原因ではないそうです。
矯正専門の歯科医院(先生は日本矯正歯科学会認定医です)では、説明も丁寧で先生やスタッフの方の印象も良かったのですが、舌癖については仕方がないという感じでしたので矯正後の後戻りはないのか疑問に思っておりました。
他の歯科医院でも相談して判断してみようかと思います。
本当にありがとうございました。
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