対象:夫婦問題
糸瀬 彩湖
行政書士、離婚・夫婦問題カウンセラー
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ご主人が 「夜は母乳よりもミルクを」 と勧めてくる理由は…?
ヨナ姫さん、こんにちは。
行政書士で離婚・夫婦問題カウンセラーの糸瀬と申します。
ご出産、おめでとうございます。
そして、毎日の赤ちゃんのお世話、お疲れさまです。
たとえご主人とはいえ、母乳のことであれこれ言われるのは、本当にストレスになりますよね。
赤ちゃんのお世話で体もきついと思いますので、余計に強くストレスに感じることと思います。
もしできることなら、私がヨナ姫さんのご主人に、ヨナ姫さんの思いをぶつけて母乳については静かに見守っていてあげるように言ってあげたいくらいです。
それにしても、仕事復帰のことを考えた上でのやり方であることを、ヨナ姫さんがご主人にちゃんと説明をしたにもかかわらず、それでもしょっちゅうご主人がミルクを夜中に飲ませるように勧めてくるのはどうしてなんでしょうか…。
考えられることとしては、
・ヨナ姫さんが感じているように、腹持ちのいいミルクを夜飲ませて、ヨナ姫さんを少しでも休ませてあげたいから
・夜中に授乳をするため寝不足気味になったヨナ姫さんがつらそうなのを見たりするのがイヤだから
・夜中に赤ちゃんがお腹をすかせて泣くことが多いと、自分も起きてしまいつらいから
・ご主人に強い影響力を持っている人から 「夜は腹持ちのいいミルクを飲ませる方がいい」 と聞いたから
・1人目のお子さんのときに、ご主人なりの気づきがあったから
・ヨナ姫さんが、このことをストレスに感じていることに全く気付いていないから
などなど、他にも考えられるかとは思いますが、ご主人が夜にミルクをあげた方がいい、と勧めてくるのには、「腹持ちがいい」 以外の理由が何かあるのかもしれません。
「腹持ちがいい」 の理由だけだと、
「ちゃんと夜に母乳をあげたいと思っている理由は説明したはずなのに、なんで分かってくれないの?」
「なんでちゃんと言っているのに、こんなにしつこいの?」
とストレスも倍増しますが、ご主人がこうもしつこく言ってくることには 「腹持ちがいい」 以外にも理由があるという場合には、それを知るだけでも、
「あ~、それで…」 とか 「そっか…、そう思ってたからなんだ」
と、ストレスが軽減されることと思います。
なので、イライラしていないときや穏やかに話せる気分のときに、問い詰める口調や責める口調ではなく、「ちょっと教えてほしいんだけど~」 のようなニュアンスで
「夜にミルクを勧めてくるのって、もしかしたら腹持ちがいい以外にも何か理由がある?」 といったことを聞いてみてはいかがでしょうか?
「なんで?」 と言われたら、「いや~、いつも夜飲ませるように勧めてくるからさ。私は夜は母乳を飲ませられるように頑張りたいと思ってるけど、もしかしたら腹持ちがいい以外にも理由があるからなのかなぁと思って」
のような感じで、そこから夜の授乳について話を深めていくことができれば、ご主人がしつこく言ってくる理由が分かるかもしれませんし、特に 「腹持ちがいい」 以外の理由がなかった場合には、その発言が実はストレスになっているということを伝えられるかもしれません。
多分、ご主人としては、ヨナ姫さんとお子さんによかれと思って言っているだけで、それがヨナ姫さんにプレッシャーやストレスを与えていることにはあまり気づいてはいないのではないでしょうか。
もし対面や口頭では、うまく伝える自信がないということでしたら、お手紙を書かれてみてはいかがでしょうか?
普段、ご主人にお手紙を書かれるということはあまりないかと思うのですが、メールではなく手紙で来たとなると、ご主人も自分の行動がこんなにもストレスになっていたのかということをしみじみと感じてくれるかもしれません。
いずれにせよ、口頭であれ、手紙であれ、相手に伝えない限り、自分の思っていることをちゃんと理解してもらうことはできません。
普段はお子さんの面倒も見てくれて、家事にも協力的で、ヨナ姫さんを休ませてあげたいと気遣ってくれる優しいご主人なのですから、きっと分かってくれるのではないでしょうか。
ご主人との話によっては、ストレス軽減のためにミルクに切り替えるという選択肢ももちろんアリだと思います。
赤ちゃんのお世話だけでも大変なことと思いますが、ヨナ姫さんのストレスが少しでも軽減されることを私も願っています。
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