対象:ペットの医療・健康
Re:野良の子猫を保護しました
カビによる皮膚炎を総称して皮膚糸状菌症と呼びますので、ここでは皮膚糸状菌症と書かせていただきます。
先に結論から述べると、書物には、若齢動物は多くの場合、半年齢ほどで自然治癒する症例も少なくないと書かれており、成猫になれば治るケースが多い です。慣れていない猫に外用薬を塗ることが現実的ではないですし、自分たちの感染のリスクも増すので、上記理由から今は見守っていてあげればよい のではないかと思います。
若齢の動物が糸状菌に感染しやすいことはわかっていますが、成猫の好発素因はほとんど不明です(他には免疫不全状態、妊娠など)。まれに成猫の感染を見ますが、同居の子猫に糸状菌の感染が見られることがほとんどですから、自宅に連れ帰ることなどはお勧めできません。
皮膚糸状菌の治療は非常に大変で、順調に治癒しても1-2ヵ月は要しますし、他の動物や人への感染のリスクも高いです。感染動物を預かることをしない動物病院も存在する中で、入院治療を受け入れ治療が行えていることは良いことですね。
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数か月前から職場に野良ちゃんが出産し 子猫が出てくるようになりました。そのうちの1匹があれよあれよという間に毛が抜き始め片目が膿んできて目を背けていましたが 同僚が保護し病院へ連れていきまし… [続きを読む]
chibimamaさん (神奈川県/49歳/女性)
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