対象:不動産投資・物件管理
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投資ローンの繰り上げ返済について
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不動産投資コンサルタント&FPの野口です。
9161932様が、お求めになった2008年当時の金利水準がリーマンショック前ですと、かなり高かったのではと思います。投資ローンは、変動金利で、当時は3.5%程度であったと思います。もちろん金融機関によって、差があります。現状は、2.1%程度が多く適用されています。
従って、変動金利制で有れば、数回金利改定され(通常6ヶ月毎)当初より軽減されていると思いますが、元利均等型で有れば、利息が減った分だけ、元金が多く返済している状態と思います。
一度、現在の返済表と当初の返済表を比べて下さい。例え1%の金利差で有ったとすれば、2,500万円の借り入れでは、月14,000円程度の差が出ます。
従って、自己資金があるなら、繰り上げ返済をして、支払い金利を低減すべきです。
今後、金利が上昇すれば、支払い金利が増えるリスクがあります。リスク低減のため、繰り上げ返済をお勧めします。
金融機関によっては、繰り上げ返済による、手数料や割り増し料を取るところがあります。これは、ローン契約書に必ず記載されています。良く読んでください。
これ以外に、繰り上げ返済のデメリットは考えられません。
ローン残高と売却額との釣合が検討課題になります。現状の売却可能価格を実際の検証が必要になります。お求めになったマンションの詳細が判らないので概算も判りませんが、御存じの通り、資産価値は、賃料と共に減価していきます。このスピードとローン残高の減少スピードの方が速くないと売却時に大きな持ち出しが必要になってきます。
マンションの状態により、減価が速いものと、遅いものがあります。これらを勘案して作戦を練る事でしょう。専門家にご相談され、ライフプランと共にマンションの今後のキャシュフローを計画されるようお勧めいたします。
もし、9161932様が、ローン金利より高い利回りの良い資金運用が確実視されるのであれば、繰り上げ返済より、そちらの運用を選択される事でしょう。
評価・お礼
9161932 さん
2014/11/18 12:05ご回答ありがとうございました。金利は当初から2.6%で6ヶ月毎見直しがありますが変わっていません。繰上げ返済を念頭に、返済表の比較やキャッシュフロー計画など着手してみようと思います。またご相談の折にはどうぞよろしくお願いいたします。
回答専門家
- 野口 豊一
- ( 神奈川県 / 不動産コンサルタント )
- 代表取締役
不動産の売買、投資をFPの視点よりコンサルタント
独立系のFP、不動産業者とは一線を画し常に第3者の観点からコンサルタント、長年のキャリアと実践て培った経験をを生かします。法律、経済、税務など多角的に論理整然とし、これを実践で生かします。誰にも負けない「誠実性」「洞察力」を発揮します。
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この回答の相談
2008年(33歳)に物件の1割を頭金とし、約2,500万円のローン(35年、変動)を組んでワンルームマンションを購入しました。
途中空室期間があったり賃料を下げながらも月2万円の自己… [続きを読む]
9161932さん (神奈川県/39歳/女性)
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