対象:独立開業
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不利な立地でもやり方は色々あります
Bilaさんこんにちは。立地に関するご質問ですね。
店舗型ビジネスにおいて立地はBilaさんがおっしゃるとおり重要な要素の一つです。自店のコンセプトやターゲットを基に立地を選定することが基本となりますが、初期投資や固定費など様々な制約条件があり、物件を基にビジネスをスタートさせることも多いのが現実です。自店のウリとコンセプト、ターゲットをどのようにするのか、しっかりと検討が必要です。今回は、現在の物件を基に、不利な立地でどのように取り組むのかを(1)集客(2)固定客化の2つの視点からアドバイス致します。
(1) まずは、集客についてです。今回のような場合、地域住民(学生や主婦、ファミリー層など)をターゲットに、下記の集客方法を行ってはいかがでしょうか?
(ア) 自店の商圏範囲にチラシを配布する。ありきたりではありますが、お店を知っていただく第一歩です。ターゲットとなる顧客がいる場所にチラシを配ることが基本です。
(イ) 自店と同じ商圏・ターゲットを相手にしている業種業態の方々と連携する。地元の知見を活かし、連携できそうな相手を探してみてはいかがでしょうか?例えば、店舗間で店のチラシを置くことや、閑散期の相互店舗利用促進など。
(ウ) 商圏内のターゲットを対象に無料の試食会や新作発表会、カレーパーティーなどのイベントを開催してはいかがでしょうか?インド人コックによる本場のカレーをまずは食べていただくことが重要です。
※集客に関しては、上久保瑠美子氏のHP(http://kamikuborumiko.com/)が参考になるかもしれません。
(2) 次に、お客様の固定客化です。地域密着型のビジネスでは、リピーターが重要です。そのために、味、接客はもちろんのこと、それ以外にも下記の固定客化策を行ってはいかがでしょうか?
(ア) ダイレクトメールや「●●通信」など、定期的に顧客とコミュニケーションを取る。これには顧客情報の入手が必要ですが、無料試食会などへの参加の際に入手する(アンケートや申込み時に聞き取り、無料チケットに顧客情報を記入してもらうなど)ことや、ポイントカード作成の際に入手することができます。コミュニケーション内容は、自社のこだわりやおいしいカレーの作り方、Bilaさんの思いなどを発信してはいかがでしょうか?単なる商品説明だけではお客様には響きません。
(イ) 常連客を特別扱いする。これは、ポイントカードを導入し、ポイントに応じ特典を付けることや、知る人ぞ知る裏メニューを用意するなどが考えられます。特にポイント特典は、割引や1品サービスは良くありますが、必ずしも割引関連である必要はありません。地域密着を重視するのであれば、例えば本場のインドカレーを作る機会を提供したり、学生を対象に職場体験を実施したり、インドの民族衣装のサリーを用意し、サリーを着て記念撮影ができる(インド風メイク付き)など、自店ならではの体験を特典として用意することで、常連客と関係構築ができます。
※小規模店の顧客関係強化には、小阪裕司氏の「招福招客の法則1~3」が参考になると思います。
http://www.kosakayujilab.com/rensai.php
Bilaさんの今後ますますのご発展とご健勝を心よりお祈りいたします。
回答専門家
- 小松 和弘
- ( 東京都 / 経営コンサルタント )
- ホットネット株式会社 代表取締役
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この回答の相談
今、インドカレー屋をオープンするにあたって物件探し(千葉県内)に勤しんでおります。
コックは本場のインド人です。
物件探しの条件としては、
・居抜き物件
・好立地
・家賃が十万… [続きを読む]
Bilaさん (千葉県/32歳/女性)
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