北欧モダンのとらえ方によります

マサタカさんはじめまして　マサタカさんがイメージしている
北欧モダンがどんな感じか想像でお答えします。
ただ北欧のインテリアの白っぽいイメージは、北欧の気候が
いつも薄暗くて寒いために、家の中を少しでも明るく暖かく
したいと言う切実な理由から来ていると思います。その点
日本は比較的家の中に光も入りいつも明るいので、北欧
そのものの様に白くしなくても、雰囲気だけ北欧風にすれば
良いのではないかと思います。


１　メイプル以外で比較的白っぽく、キメの細かいナチュラルな床材
　　としてはピーチやカバが考えられます。この中で元の色は
　　メイプルが一番白く、ピーチは少しだけ赤味がかって、カバは
　　黄味がかっています。いずれにしても上から何らかの塗装を
　　かけるのでしょうから、多少その色に影響されます。

２　北欧の人は先にも書きました様に、温かみをとても大切にするので
　　室内の造りとしては木材を多用しています。
　　従って巾木や窓枠は床材に似た色の木でも良いですし、
　　白を使われた場合には、照明やファブリックで明るさと温もりを
　　演出したら良いと思います。私個人としては巾木は床に合わせ、
　　窓枠は壁に合わせるのが良いかなと思います。巾木は汚れ
　　易いので木色の方がいつも綺麗な感じにしておけるかと。

３　階段や子供部屋も家全体で見れば同じ床材の方が良いと思います。
　　ただお子さんが小さい場合は、子供室はコルクなど柔らかい床材も良い
　　かもしれません。階段は家の一部として同じ素材の方が家が広く
　　見えますが、個室はドアで仕切れるので別の床材でも大丈夫です。

４　和室はもともと北欧には有りませんので、格子でも障子でも変わらない
　　と思います。むしろ障子の方が閉めれば行灯の様な、壁全体の照明の
　　様に使えるので良いかも知れません。
　　モダンにしたければ普通の障子ではなく見える様に、格子のピッチを
　　モダンに見える様に工夫されると良いと思います。障子はバイオーダー
　　ですから、どんなピッチでもあまり値段は変わりません。