よく寝る子を育てるためには

そのワンコは４ヶ月齢。
ということは、その子は人間にすると小学４−５年生くらいのお子ちゃまです。

６年生のあなたがなぜ夜にぐっすり寝られるのかを考えてみましょう。
朝起きて、学校に行き、勉強して、その合間にお友達とたくさん遊びますね。放課後ももしかしたら部活動か、塾か、習い事にいったり、またはお友達と夕食時間まで遊ぶのかもしれません。
夕ごはんを食べたあと、夜の時間になります。あなたのまぶたはだんだんと重くなり、お布団に入ったらあっという間に眠りにつくのが流れ出はありませんか？
それだけ１日のうちにたくさんのことをこなしているのです。夜には眠くなるのは当たり前なのです。

では、あなたよりちょっとだけ年下のワンコの１日を見てみましょう。
朝起きます。みんなが出かけるのを見送ります。日中はだれもいないのでお留守番となります。（またはもしかしたらお母さんがいらっしゃるのかもしれませんが、特に遊んでもらうこともしてもらえず・・）そしてあなたが学校から帰ってきたら待ってましたとばかりに喜ぶのですが・・。でも他のことがあるからと、あまりかまってもらえず・・・。夕方のお散歩だけがとても楽しみなことだけれど、でもあまりはしゃがせてもらえなくって・・・。
というのがその子の１日です。お友達がいない１日を過ごしています。

・・さて、あなたとその子の１日の違いがわかりますか？
もしあなたが、ほぼおうちで何をするというわけでもなく・・という毎日を送っているとしたら、夜はぐっすり寝られると思いますか？
家族の人たちがいる「夜の時間」に遊んでもらおうと、声を出してアピールしませんか？

その子は遊びたくてしょうがないのです。たくさんの元気が有り余っているのです。
子犬とは「たくさん遊んでたくさん寝る」のがお仕事です。
もし寝てほしいと思うのであれば、たくさん遊んであげてください。たくさん遊んであげられたら、その子は夜、満足して寝てくれるはずですよ。