団信に入れない。住宅ローンの審査、信用情報について

はじめまして、mmsa130318様。
柴垣FP事務所の柴垣と申します。

住宅ローンについてはご年齢を考えると色々迷ってしまいますよね。
立場上、私は団信に加入できない方の住宅ローン審査のサポートをすることもありますので、経験したことも含めアドバイスさせていただきます。


一般的に団信の加入を必須としている金融機関がほとんどですが、加入を任意としているローンもあります。（例えば、フラット35）
さらに、加入している生命保険の死亡保障額が住宅ローンの借入額よりも多ければそれを団信の代わりと見なしてくれる金融機関もあります。

ただ、mmsa130318様の場合は自己資金がなく、年収450万円に対して3200万円の借り入れという事ですので金利4％で考えた収入に対する年間返済額の比率が住宅ローン借り入れの基準とされる35％を超えてしまいますので旦那様だけでローンを組む場合は今の物件価格は高すぎると言えます。

ちなみに、障害年金は受給されていますか？障害年金についても参考程度には考慮してくれる場合がありますよ。

確かに、奥様と連名で住宅ローンを組む選択肢もあります。
その場合、リボ払いの分は審査前には完済しておきたいですね。
今の勤続年数についても金融機関がどう判断するのかは難しいところです・・。

お母様と一緒に住まれるようですが、お母様から資金の援助は受けられそうにありませんか？
フラット35に申し込むにしても、頭金がもう少しないとかなり厳しくなります。
住宅取得に対する親からの贈与には非課税枠がありますので利用することができます。

また、住宅購入の際に見落としがちなことですが、住宅を購入すると毎年固定資産税や都市計画税がかかってきます。月に換算すると1ヵ月1～2万円の負担増になりますのでご注意ください。
不動産業者や金融機関は「今の家賃と同じ金額で住宅ローンが組める。」を売り文句にしているケースもありますが、毎月の返済額だけでなく1年間のトータルコストも考えておく必要がありますね。

住宅ローン減税については物件にもよりますが、受けることはできるでしょう。

個人的には、住宅ローンを組む場合には「無理なく返済し続けられる」ことを意識してもらいたいと思いますので、mmsa130318様の収入を目安に借入金額を決めるためにも物件価格を落とすか、どうにかして頭金を多く準備することをおすすめします。

どうしても今の状況で購入したいとお考えなのであれば、今後20年～30年を考えて無理なく返済できる資金計画をアドバイスしながら現状で住宅ローンを組める可能性が比較的高い金融機関を探すことはできると思いますので、ご希望でしたらお気軽にご連絡ください。


柴垣FP事務所
代表　柴垣和哉
http://fp-shiba0315.jimdo.com/