対象:住宅資金・住宅ローン
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キャッシュフロー図による将来設計について
税理士・ファイナンシャルプランナーの柴田博壽です。
FPとしての立場で申し上げます。
まず、お子様を含めたご家族様トータルとしてのプランとなれば、限られた紙面での回答は難しいですね。また、情報内容のみならず、質問者様のお知りになりたい真意に対して、必ずしも読み手が応え得るかということにも実は、懸念があります。
そこで、ここでは、ご両親様の将来のライフプランというものをクローズアップし、今後、ローンを返済していくことで果たして、キャッシュフローがどのように変化するか等についてシミュレーションをし、そのことについてご説明をしたいと思います。
基本的には、5年ほどの間に4,000万円の収入が見込まれていること、将来10年間で3,000万円のローンの返済計画があるという条件設定には忠実にしたがいました。
しかし、それ以外については、すべて仮説でシミュレーションしていますのでご承知おきください。(キャッシュフロー図を添付しますので、ご参照ください)
これによると預貯金残高も平成30年末がピークで約1,700万円となりますが、メインの収入がなくなる平成31年より、単一年度の家計収支は350万円ほどの赤字に転じてしまいます。しかし、平成35年にローンを返済し終えると収入は、年金のみですが、収支はトントンです。
しかし、預貯金は完全に底を突き、自転車操業の状態です。
なお、キャッシュフローは、あくまで一例です。数値を置き換え、より実態に即した 、シミュレーションが必要となります。また、本表作成においては次のことを考慮しました。
※1)年金については、あくまで仮の数値です
※2)生活費について、現在、ご両親様と同居中のお子様が、将来ご結婚などによって独立した場合などを想定し、平成31年より、些少の減算をしています。
※3)税金,保険料については、あくまで、目安です。
※4)預貯金累積額の計算においては、前年の残高に対する年利1%の利息を加味しています。
このようにご両親様のキャッシュフローも一見「危険度」はなさそうでもありますが、何と言っても、1,500万円の負債の返済を据え置いた結果です。この負債は、次世代の3人のお子さんに重くのしかかることになります。この債務処理の問題を解決する必要があります。
紙面の関係上、他のご家族様全体のことについては、割愛をさせていただきますが、収益物件の取得等による収益面の改善策のご検討をなさってみてはいかがでしょうか。
補足
キャッシュフロー図を画像化して添付しましたが、このシステムでは拡大できないため、ご迷惑をおかけしました。
もし、質問者様が必要のときは、eメール添付などの方法でご提供させていただくこは可能です。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
都内在住、60代夫婦。現在、下記の状況です。個人の見解で構いませんので、
・現在の危険度
・今後どのようにするのがベストか
を、診断・教えていただきたいと思います。
※60代前半夫婦… [続きを読む]
うめうさぎさん (東京都/31歳/女性)
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