対象:子供の教育・受験
悩んでいるのは真剣な証です。だいじょうぶだいじょうぶ!
唯依さん、こんにちは。音楽講師をしている成澤といいます。
日頃、音楽を通じて児童生徒と関わっており、その中で思っていることや自分の経験を基に
お話ししたいと思います。
「叱る」と「注意」って難しいですよね。いくつになっても悩むところです。
どのような時に叱るのか、例えば「他人に迷惑をかけたら叱る」
のように、自分の中で基準を設けて線を引いてやってみるのはどうでしょうか。
実際のところ、子どもに注意をして効くかどうかっていうのは、強い口調で言うことではなく
『日頃、どれだけ一人ひとりの子どもと密に接しているか。』
が大事だなあと、最近私自身が感じています。
日頃から声掛けをするなど密に接していれば強い口調で言おうが叱り方が下手だろうが
聞いてくれると思います。
すぐにはうまくいきませんが、ね。
注意を続けていく中で唯依さんなりの諭し方、いつも叱る先生とは違うけれども注意を
聞き入れてもらえる言い方や方法が見つかると思います。
ここで唯依さんにお願いしたいことは
「この子には注意してもきかないから注意をしない」
「何回注意をしても受け入れてもらえないから注意をするのはやめた」ではなく
『諦めずに続ける』
ということです。
接する時間が長ければいつかきっとわかってもらえる時がきます。
諦めず、接して、つきあってあげて下さい。
アルバイトの上の方との接し方も大変ですよね。
アルバイトの上の方は「後輩を育てたい。」という思いで「友達感覚ではだめだよ。」
とアドバイスされたのだと思います。
唯依さんの中で「この一線を越えたらだめ、許さない。」
というけじめさえ引いていれば日頃は友達感覚でもいいのではないかと思います。
心理学の分野にコミュニケーション能力の中のひとつに兄弟関係の中で身につけられる
種類のものがあります。
私の教えているお子さんたちも少子化の影響からか一人っ子の家庭も多く、
そのような中ではこのような能力は(当たり前ですが)育つのは難しいものです。
そうなるとお姉ちゃんキャラというのもありだと思います。
唯依さんは学生さんということなので堅い話もひとつ。
小学校は学校教育法等、教育関係の法律として児童生徒の学習や成長に関する分野。
文部科学省の所轄になります。
学童保育は児童福祉法等、児童生徒の安全確保や健全育成。また保護者の就労にも関わる分野。
厚生労働省の所轄になります。
この部分を整理すると学童保育に求められていることは自ずとわかると思います。
最後に一言。
友達のような距離感でも無理してキャラを変えなくても、きっとだいじょうぶ。
お互い、がんばりましょうね。
回答専門家
- 成澤 利幸
- ( 長野県 / 音楽講師 )
- 成澤打楽器音楽教室
音楽はみんなのもの
楽器の演奏は専門家からのちょっとしたアドバイスによりスムーズに上達したり音楽の奥深さに触れることがあります。ドラムやマリンバ、いろいろな打楽器のレッスンを通して皆さんのお力になれればと思います。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
アルバイトで学童保育をしている学生です。
私は子どもに対して、子供、という枠ではなく、友達、という感覚で接しています。
でもアルバイト先の上の方にそれは駄目だと言われました。
… [続きを読む]
唯依さん (兵庫県/20歳/女性)
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